6月も終わりですね〜。


2024年上半期の終わり。

早いですね〜…



私の職場の同僚は

月が変わる2、3日前になると必ず

宣言するセリフがあります。


それは…


「来月からダイエット始める!」です。



かれこれ5年は聞かされてます。

耳に大タコです。


でも、月初めが土曜や日曜だと

はなからムリと判断し

宣言はしません。



しかし今回の彼女は、

いつもの月初めとは違い、

力強く声高らかに宣言してました。


「7月からダイエット始める!!!」と。



下半期スタート初日だし、

ちょうど月曜日だし、

そりゃ声高らかにもなるでしょうさ。


ただ、月曜日は危険も多く、

「週末出掛けて来ました〜♪」

の土産のお菓子が周りの人から届きがち。



さあ、来月の彼女の決意は何日持つことか!

乞うご期待!


で、

ダイエット頑張りたいけど続かない

理由と対策を、心理学的に調べてみました。




人は、未来の長期的な満足を得るよりも、

今、喜びを得られる短期的な満足を

選んでしまう傾向がある。


だから、目の前の誘惑に屈してしまい、

掲げた目標を達成できず、後悔する。


ダイエットは

「つらいのは今、効果を得られるのは将来」

という行動なので、

目の前の快楽に流されやすくなる。



手っ取り早いダイエット法として

食事制限を取り入れる人は多いが、

これがとにかく難しい。

 

しかし、ダイエットが難しいのは

脳科学や心理学の観点からは当然。




「ダイエット中に限って

おいしそうな物が目に付く......」

これは科学的に正しい。


人は、空腹時に

食欲ホルモンの「グレリン」が

脳を刺激するようになり、

食べ物への欲求が高まる。


カロリーの高い食べ物の写真を

ダイエット中の被験者に見せた実験では、

唾液の分泌など

食べ物を渇望する反応が強まった。


「禁止されるとかえってやりたくなる」

この現象は食事制限でも同様に起こり、

「好きな食事を避けるように」

という課題を与えられた人は、

まったく無制限なときよりも

食べたいという欲求が高まる。


つまり、ダイエットで

「好きな食べ物を避けよう」

と心がけることは、

かえって誘惑を招くことに。


また、

「何を食べるべきか」「いつ食べるべきか」

など、自然な空腹感を無視した

食事の計画によって、

過食のリスクが高まることが

研究から明らかになっている。


そして、ほんの少し「禁じられた食事」

をしてしまっただけで、

「やっぱり無理だった」

とダイエットを諦めてしまう。


食事制限を破って

ほんの少し、余分な食事をすることは、

科学的には、大した影響はないが、

「心理的な影響」は大きい。


ダイエットに失敗した罪悪感や

ストレスなどの「負の感情」によって

過食症を引き起こしやすいことも

研究でわかっている。


脳科学的・心理学的な視点から見れば、


「人は本質的に高カロリーの食べ物に

惹きつけられやすい」ことや、

「空腹時ほど高カロリー食品が

魅力的に見えてしまう」

ことをしっかりと認識する。


ダイエットをしているときに起こる

脳の働きや心理的な影響を理解して

「誘惑」に直面したときに

自分をうまくコントロールしたり、

小さなミスをリカバー出来るように

することが大切。