本当にうんざりしますね、議員の不祥事。

この一週間だけで、こんな記事がずらずらと。

 

6/26 議長酔ってタクシー運転手に暴言、肩たたく

 

6/27 三浦市川市議を逮捕 中学生買春容疑 警視庁

 

6/23 秘書に暴力 自民離党届 豊田真由子議員認める 「この、ハゲーっ!」罵り殴る

 

同じ議員として、どれも「アホちゃうか」ということばかり。いや、犯罪ですからアホでは済まされません。

 

それにしても、毎日のように色んな所で議員の悪行が話題になっていますが、一体なぜなんでしょうか。防ぐことはできないのでしょうか。

 

まず、日本の議員の数は以下の通りです。

 

国会議員・・・約700人

都道府県議会議員・・・約2600人

市町村議会議員・・・約30000人

 

いわゆる「政治家」と呼ばれる人たちは日本全国に3万3千人ほど存在することになります。(私もその一人)

 

政治家は、生まれ持っての立場ではなく、自分で「政治家になろう」と立候補をしてなるものです。立候補者が少ない地域では無投票で選ばれることもありますが、それ以外は住民の代表を住民が選ぶ仕組みです。

 

政治家になろうとする人が聖人君子ばかりであれば望ましいのかもしれませんが、一般人の中から選ばれた3万人、過去の人生まで振り返って、全員が何に置いても完璧だったというわけにはいかないでしょう。ある意味、それが社会の縮図であるようにも感じます。上記のような見るに堪えない悪行の数々も、本人の性格や本性に起因したものであり、それが「たまたま」酒などによって現れただけと思われます。

 

しかし議員になったからには、最低限、品行方正でなくてはなりません。住民の代表として、恥ずかしくない振る舞いを心に留めておく必要があります。一般人の時のままの意識、もしくは周りから先生先生と持ち上げられて良い気になったり慢心していては品行方正でいることはできません。大事なのは「意識」だと考えます。

 

昨年秋に、共産党の大阪府議が領収書を偽造して政務活動費を受け取ったとして辞職する事件がありました。当時、「政務活動費検査協議会」の座長だった私は議長からの依頼で、再発防止策を検討することに。これには大いに悩みました。

 

大阪府議会では政務活動費の使途やチェック体制については全国一とも言えるほど念入りに取り組んできました。政務活動費の問題を扱おうとする記者からは「府議会からはいくら調べても問題が出てこないんですよねぇ~」と残念そうに言われることも。

 

そんな中で発生した共産府議の件は、使途は問題なく、領収書も提出され、チェックも行われていました。ですがさすがに領収書の偽造までは今の検査体制では見抜けません。協議会では筆跡鑑定なども案に出ましたが、それはコストがかかり過ぎます。

 

結果的に考えた対策が、議員個人の「意識」に呼び掛けるものでした。

 

元共産府議の政活費不正で再発防止策 大阪府議会
 

これまで、報告書類の表紙には「提出します」としか書かれていませんでした。これを議員直筆の署名、捺印つきで「責任を持って作成」「事実と相違はない」と明記するように変更しています。

 

本音を言えば、これでも十分でないと思っています。図太い人は、気にせずに不正をするかもしれません。それが犯罪行為であった場合には共産党府議のように告訴され、法で裁かれることになるでしょう。まずは議員たる意識をして仕事に臨むこと。全てはそこから始まるのではないかと思います。

 

日本全国、どこかの場所で議員の不祥事が起こると、他の地域で頑張って活動している議員にまで迷惑が及びます。お前も同じことやってんちゃうんか、という目で見られるわけです。厳しいルールとか罰則とかそんな縛るものがなくても、自分で手を挙げて議員になったんですから、常に意識を持って、責任を持った言動をしていただきたいと切に願います。もちろん私も。