選挙で色々保留になっていた行きたい所、やりたいことを年内に実現すべく、一つずつ実行中です。
海洋堂は門真市に本社がある世界的にも有名な会社なのですが、社長のポリシーからか、ミュージアムは滋賀県と高知県、直営ショップも大阪ではなく秋葉原にしかないというこだわり(?)よう。
そんな海洋堂の展覧会にようやく来ることができました。
場所は守口市の現代南画博物館 。
正直、場所柄もありそこまで大掛かりなものは期待していなかったのですが、入ってみて驚きました。
良い意味で予想を裏切る、豊富なアイテム数と洗練されたディスプレイ。
創業当時の模型店を再現してあったり、
これまでの作品が所狭しと並べられています。
私も昔から好きだったのでちょくちょく買っていました。懐かしいですね。
これ↑は「チョコエッグ」シリーズ。海洋堂の名前が一躍メジャーになるきっかけとなった仕事です。
これまでに手掛けた作品からすれば一部だと思いますが、あっという間に時間が過ぎていく見応えのある内容でした。
有名なアニメ作品はもちろん、こんなものまでフィギュアにするの?というものも。仏像、僧侶シリーズや食事(中華、和食)、ミイラ、馬刺しなどなど、遊び心が溢れているにも関わらず精巧な造形には思わずため息が漏れます。
そんなこだわりの作品の数々を見たらおみやげの一つでも買って帰りたくなります。しかし館内にはガチャガチャが4台あるのみ。
これが展示以上に凄いな、と思った所。
館内で販売せずに、なんと近隣の商店街で、店舗が手分けをして1~2種類ずつ売っているんです。
もちろんおもちゃ屋だけではありません。喫茶店、本屋、たばこ屋、すし屋、薬局などで、エヴァンゲリオンや北斗の拳のフィギュアを販売しています。
ほんまかいな?って感じですよね。
というわけで、確かめに行ってきました。
こんな、ごくごくありふれた商店街に・・・。
この状態!違和感ありまくりが面白い。
ちなみにここは布団屋。他にもうどん屋のショーケースにフィギュアが飾ってあったりと、商店街を挙げて取り組んでいる様子が感じられました。
これなんですよねえ。こんなアイデアはこれまでの行政ではとても思いつかない。たぶん海洋堂からの提案もあったものと推測できますが、すごく良い試みだと思います。海洋堂の展覧会ともなれば、県外からも多くのファンが訪れます。その方たちを展覧会だけでなく、商店街まで足を伸ばさせる。やるなぁ、と感心しきりの今回のイベントでした。
まだ訪問されていない方は1月6日までですので是非一度行ってみて下さい。楽しいですよ!
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