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女性の童話作家が主人公のドラマを観ていました。

 

(Netflix originalだったかな)

去年のロックダウン中に、あまりにも暇で、netflixを片っ端から観ていたときにたまたま見つけたのですが、

 

なんとなく最近また観たくなり2週間前くらいから

1年ぶりにもう一度通しで観ていました。

 

 

そして、

 

このストーリーの主題に関連している絵本のなかに出てくる文章に

心を掴まれました。

 

 

「悪夢を食べて育った少年」というタイトルです。

 

 

 

少年は今日も悪夢から目覚めました。

 

忘れたい嫌な記憶たちが、毎晩夢に現れては少年を苦しめました

眠ることを恐れた少年はある日魔女に頼みました

 

もう悪夢にうなされずに済むよう悪い記憶を消してください

そうしてくれたらなんでも差し上げますと

 

少年は大人になり

悪夢は見なくなりましたがすこしも幸せになれませんでした

 

赤い満月の夜

魔女が報酬を受け取るために少年の前に現れた時

少年は恨みながら 叫びました

 

悪い記憶は消えたのに なぜ僕は幸せになれないんですか

 

魔女は約束どおり少年から魂を奪い

言いました

 

つらかった記憶

激しく後悔した記憶

傷つけられたりした記憶

見捨てられた記憶

 

そういう記憶を胸に抱いて生きるものだけが

もっと強く 熱くそして柔軟にもなれて

幸せを勝ち取れるのだと

 

だから忘れるな

乗り越えろ

 

無理なら

魂が成長しないから

いつまでも子供だ

 

 

 

 

 

 

 

このメッセージ

きっと、このブログを読んでくださっている

オレンジコーラル倶楽部の方なら

深く深く

共感されると思います。

 

 

わたしにも、とても深く、胸に刺さります。

 

 

 

このドラマのストーリーは、

 

家庭環境から、愛着障害を持ち人と深く関わることを望まず感情を抑圧して生きてきた男性と

 

人の感情を察したり共感することができず、、自分の感情を激しく衝動的にそのまま表現し、

暴言を吐いたり暴力すらふるってしまう人格障害を持つ(サイコパスと呼ばれる)女性の関わりが主軸のストーリーになっているのですが、

 

それぞれが

インナーチャイルドの傷やトラウマから繰り返していたパターンを超えて

さらに相手の傷や愛着障害を受け入れて,

愛し合っていくプロセスが緻密に描かれています。

 

真逆のような質を持っている二人は最初は激しくぶつかり反発しますが

真逆だからこそ、まるで補色のように補いあい、癒しあうようになります。

 

傷つくことや

傷つけられることを恐れて

愛からも逃げようとしてしまうけれど

 

まるで悪夢を食べて育つように、苦しみながらも成長していく・・・

 

ちょうどいま使っている

B120ペルセポネを連想します。

 

 

オレンジは、タイムラインのヒーリングと関連しています。

 

トラウマや虐待をも含む、過去の記憶を統合し

叡智や豊かさとして生成していくプロセスを助けます。

(ここでいう虐待とは、外側から与えられるものだけを意味しているわけではなく

自分自身が自分を扱う扱い方による虐待も含まれているとわたしは理解しています)

 

 

つらかった記憶

激しく後悔した記憶

傷つけられたりした記憶

見捨てられた記憶

 

そういう記憶を胸に抱いて生きるものだけが

もっと強く 熱くそして柔軟にもなれて

幸せを勝ち取れるのだと

 

だから忘れるな

乗り越えろ

 

無理なら

魂が成長しないから

いつまでも子供だ

 

 

 

 

わたしたちはたくさん傷ついてきて

だからこそもう傷つきたくなくて

 

さまざまな方法で自分自身を守る知恵を身につけて大人になる

 

 

 

そして早く

この「悪い記憶」から自由になろうとする

「悪い記憶」や「傷つくような体験」から一番遠い場所に

 

幸せがあるような気がして そこへ行こうとする

 

 

 

 

ペルセポネは

 

 

もっとも「痛い記憶」(オレンジ)にまっすぐに

強烈な光(クリアー)を当てています

 

 

 

 

劇中では、シンボルに「蝶」が出てきます。

 

(わたしも、ペルセポネのお話会のときには

「蝶」をデザインしていました)

 

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2回目を見返してみたとき気づいたけれど

このドラマのなかで

 

蝶は「サイコ」であると同時に

「プシュケー」であるという台詞がありました。

 

 

プシュケーは「治癒」

 

タイムラインのヒーリング・・・・

 

 

傷に光を当てていくことで進化するわたしたちの魂・・・

 

きっとそうなんだろう。

 

 

愛にまつわる傷を深く持った人同士は

ともすると、お互いに深く傷つけあってしまいます。

そしてさらに、その傷は深く刻まれていきます。

 

でもそれを超えていく可能性と

そういった、傾向を持っている人同士がどうやって関わっていくことができるのか?

そんな可能性も見えてくるストーリーです。

 

 

去年見たときには

ペルセポネのボトルはまだ出現していなかったんだな・・

 

オレンジに光が入ったのは、このボトルで初めてでしたから。

 

 

 

そしていまこのボトルを実際に使いながら見ると、

同じストーリーの、

去年気づいていなかったメッセージにたくさん気づきます。

 

たぶんいまもう一度 この時期にもういちどそのことを振り返る必要があったんだろうなと

 

 

個人的にもすごく、その「意味」を感じています。

 

 

 

 

しまいゆみこ日本ツアー決定

 

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日本で皆様にお会いできるのを楽しみにしています。