今話題の
新型インフルエンザ。
育児相談などでも、
「赤ちゃんのための対策はどうしたらいいんでしょう?」
という心配の声をたくさんもらうので、
赤ちゃんがいる家庭の
インフルエンザ対策を
まとめてみることにしました。
数回にわたってお伝えしようと思います。
お付き合いください。
さて、まず。
「赤ちゃんがいる家庭の」と銘打ちましたが、
まずは、親がインフルエンザにかからない、
というのが大切です。
基本の基本は、
手洗いうがい。
そして忘れがちな洗顔。
本当に、これが基本です。
ではちょっと具体的に。
■手洗い
本当に、本当に、これが重要なんです。
30秒以上、洗ってください。
でも、意外と洗い残しが起こりがち。
指と指の間、
爪の間、
親指付け根あたり、
手首
これらを忘れずに、
帰宅時と、食事前に洗うのが大切です。
■うがい
実は、「風邪」に対してのうがいの効果は立証されているようですが、
インフルエンザウイルスは
15分~20分で、口や鼻の粘膜から体内に取り込まれてしまうのだそう…。
実際問題として、
20分おきにうがいというのはちょっと非現実的なんですけども、
それでもやっぱり、
うがいは推奨されています。
以下は、風邪対策のうがい、ということなんですけども、
うがいをするときは、
「イソジン」などの消毒液は
必要ないとされています。
水で十分。
というか、
イソジンなどは、悪い菌だけでなく、
良い菌まで殺してしまうため、
逆に風邪にかかりやすくなるという話もあるようです。
水以外には、
お茶や紅茶などでうがいをする、というのも推奨されています。
また、「ぶくぶく」と「ガラガラ」うがいの違い、
「ガラガラ」でも
声を出すのと出さないの、どっちがいいのか、
と聞かれたりしますが、
どっちも必要みたいです。
水が届く場所が違うみたいなので。
だからまず、
「ぶくぶく」を1~2回。
「ガラガラ(声なし)」を1~2回
「ガラガラ(声だし)」を1~2回とすると、
いいと思います。
インフルエンザの場合は、
上に書いたように、うがいだけでは防げませんから、
手洗いをしっかりした上で、活動してください。
■洗顔
これは結構忘れがち。
手ほどではないと思いますが、
顔にもウイルスがついていることがあります。
何が心配かというと、
顔にウイルスがついているいことで、
無意識に目をこすったり、顔を触ったりして、
目や口から、ウイルスが入ってしまうことがあるんです。
口・鼻の粘膜は色々注意しますが、
目も、粘膜です。
ウイルスのついた手で目をこすることで、
ウイルスが体内に入ることもあります。
手洗いのときについでに、
できるだけ、顔を洗うようにしましょう。
次は、マスクについての記事をアップする予定です。