阿修羅展に行ってみて、
すごく思ったことがありました。
私は、仏教よりも
日本古来からある
「八百万の神」の考え方の方がなんとなく好きで
お寺とかほとんど行ったことがありませんでした。
人間を超越したものは何かあると思ってるし、
スピリチュアル的なものもかなり好き。
でも、「宗教」となると、
古くから、政治や利権に
利用されているようなイメージがあって、
でも今回、阿修羅をはじめとする仏像をたくさん見て、
ミーハーかもしれないけど、
考えが変わっちゃいました(笑)。
こんなものを作り出せる、
文化ってすばらしい。
そりゃ、昔から政治・利権色々あったかもしれないけど、
それでも「祈り」を実行している
人々の気持ちは美しい。
日本人でよかったな~って、思いました。
そして仏教関係でもう一つ思い出したのが
「無財の七施」。
仏教の修行の一つ「お布施」の中で
誰でも、いつでもできるものがあるそうです。
1 眼施(がんせ)
優しいまなざしですべてに接すること
2 和顔施(わげんせ)
穏やかな笑顔で人に接すること
3 愛語施 (あいごせ)
優しい、思いやりのある言葉を使うこと
4 身施 (しんせ)
体を動かして奉仕すること
5 心施 (しんせ)
周りに心を配って、人の痛みを自分のこととすること
6 牀座施 (しょうざせ)
席や地位を喜んで譲ること
7 房舎施 (ぼうしゃせ)
家や傘などを貸して
雨風をしのぐ場を与える思いやりの行為
(解釈が間違ってたらすみません)
「和顔愛語」という言葉もあったりして、
そのあたりはいつも心に留めておくようにしたい。
そう思うと、仏教って
生活に入り込んでいるんですね。
ということで、
いろんなところから、自分が信じられるものをチョイスする
つまみ食いな私ですが、
結構それでもいいんじゃないかと思ってます♪
(アバウトだ・苦笑)