次女は長女が大好きです。


何をされても何を言われても大好きなのです。 


「〇〇したら遊んであげる」


一緒に遊びたい、その一心だったのでしょう。

長女のご機嫌を損ねまいと、次女は長女の言うことを文句を言いながらもきいていました。


次女も長女に言います。


「〇〇するから遊んで」


友達と遊べない長女と遊ぶことを止めさせられる次女、家という狭い二人の世界でお互いがお互いを縛っていきました。

夫と私は何度もお互いを諌めました。

しかし二人の時間がある以上、どうすることもできません。


そして長女は親の目を盗んで次女に食べることを強要するようになりました。

それはそれは様々なやり方で。

朝から晩まで。


それに気付いたとき、私は決心しました。

家にいよう、と。