独身の頃の話。
エ○サ○ト○レ○ズで遊んでいたとき、
40代前半くらいで、小学生高学年の女児がいる、
パパさんがつぶやいていたのを見かけた。
「娘の将来が心配だ…」 と。
何が気になるのかな?と声をかけてみると
「娘の趣味が渋すぎるんだ…温泉好きで…」
「どこに行きたい?と聞いても、返ってくる答えは一択、“温泉♪”…」
「親子でスキー場に行っても、スキーにもスノボにも興味を示さず、雪遊びもせず」
「温泉に入り浸ってるんだよ…」 と。
おうおう、それは結構ですな、違いのわかるシブい女児ですやん と返せば、
「全然子供らしくないじゃないか!」
「他の、同じくらいの子たちは、みんなキャッキャウフフと雪で遊んでるのに!」 …ですと。
…ほお?
要するに、
自分の娘が子供らしくない、他の子と同じじゃない
→ 同じじゃないのは『おかしい』『間違っている』
→ だから娘は『あるべき姿』に『矯正』されるべきだ
→ でも自分はやりたくない、悪者になるのはイヤだ
→ 娘が『自発的に』子供らしくなってほしい
→ 『いい子』になってほしい
≒ 自分の『都合のいい子』が欲しい
≒ 都合の悪い、言うこと聞かない娘はいらない
≒ 娘はオレの奴隷だ、オレが正義だ、オレが法律だ、オレの言うことを聞け!!
そういいたいわけですね?
温泉が好き、ってだけで、ここまでパパさんに落とされちゃう娘ちゃん…
直接いわれたら、どんな気持ちになるでしょうね?
…って、上記一式をそのまま、パパさんにぶつけてみた。 ←底意地が悪い
パパさんにしてみたら、かなりの剛速球+消える魔球()だったらしく
あらぬ方向から飛んできた上に 思いっきり急所にクリーンヒットしたようで、
しばらく沈黙してしまった。
…やりすぎたかな~、と思っていたら
「…いや、キツイわ…」「けど、あなたの言うとおりだね」 と、復活してきた。
「オレは、そのままの娘を見てやれていなかったんだね」「ダメパパだね…」 と。
落としたままにしたいわけじゃないから、パパさんをフォロー。
娘ちゃんは、パパさんの事好きですよ
だから一緒に、スキー場に行ってるわけです
パパさん達はスキーが好きだから
パパさん達はパパさん達で楽しんでほしい、
自分は温泉が好きだから
自分は自分で楽しみたい、
お互い、楽しくできたら、ダブルでハッピーでしょ
パパさん達が楽しんでくれたら、娘ちゃんも嬉しいんだと思いますよ、 とね。
当パターン、娘ちゃんの方が魂が成熟していて『オトナ』だった。
子供の方が霊格が高かったり、成熟した魂のことも多い。
その目線で子供たちを見てごらんよ。
その姿勢で子供たちと接してごらんよ。
“視えるもの”、“解ること”が違ってくるから。