TikTokやWeChatの App Store 米国内ダウンロード禁止は、9/20からとりあえずは延期されました。

 

ご存知のように AltStore は TikTok の ipaファイルがあれば、AppStore でダウンロード禁止後もインストール可能です。

 

AltStoreの代表であるCreatorの Riley Testut さんも9/19時点で下記のようにTwitterでTikTokをインストールできることを示しています。

https://twitter.com/ZakRoyHarper/status/1306976089722490881

 

これに反応して、Daniel Sinclair さんが「ByteDanceも同じようなものを作る可能性がある」と発言しています。

https://twitter.com/_DanielSinclair/status/1307026677021782018

 

AppleはApp Storeでのダウンロード禁止に消極的なようですので、これらの手段を積極的に後押しすることはないというのは同感です。

 

消極的と思われる理由は、売上の側面や政府の介入に対する考え方ですが、安全保障やセキュリティの影響についてはどんなに詳細なデータがあっても、その解釈の仕方や理屈で結論は変わってしまうので政治判断ですよね。

 

ダウンロードの基盤となるのはインターネットです。

インターネットのもとになるARPANETは軍用であったが閉じていたので、思想の原点が性善説で作られています。

それを補うかのようにセキュリティやVPNなどいろいろ規格が後から付けられています。

 

今回のようなことは歴史上初めてだと思います。

手軽にアプリが分散して端末にダウンロードされるようになったことで、ブロードキャストでなく見えない双方向通信が問題になっています。

またそれを補う規格が追加されていくでしょう。

限がありませんね。

 

性善説が使えるような世界に戻れないものでしょうかね。

戻れないまでも、どう見てもおかしいものは自由に指摘し是正される新しい世界の秩序に期待したいです。