雪が降った朝、岐阜県多治見市にある虎渓山永保寺へ行ってきた。
永保寺は鎌倉時代末期、夢想国師を開祖とし、佛徳禅師により開山された。
臨済宗南禅寺派の寺。
国宝・観音堂は円覚寺舎利殿と同様、平安時代から続く和様建築に禅宗建築が融合している。
国宝・開山堂は南北朝時代の建築。
名勝庭園の池に、無際橋を鏡のように映していた。
砂庭に降った雪が程よく溶けて、砂紋をくっきりと浮かび上がらせていた。
(30分後には砂の上の雪が殆ど溶けてしまったので、ちょうどよいタイミングだった)
永保寺の境内図。拝観無料。