最近買うことも少なくなったプログレ雑誌「ストレンジ・デイズ」を買ってみた。「キングクリムゾンの特集号」だったからだ。こういう雑誌は、雑誌発行後にリリースされるであろうCDの宣伝材料となる類いのものである。そういうとこが嫌なのでこの雑誌だけでなく「レコードコレクターズ」なんかも買っていない。ただし、レココレは、編集者ばかりでなくライターも力を入れて「特集記事」を書くので、後々プレミアがつく場合があるので軽んじてはならない。
 
 ストレンジ・デイズ1月号の編集後記(岩本晃市郎編集長筆)に「最近の日本人は浅い感動に多くの人が涙を流す。日本人は自分のために泣きたがっている。かわいそうだと思える自分に感動して涙を流したがっているだけ」となかなかのことを書いているのだ。「浅い感動に涙を流したがっている」とは、さすが岩本編集長...である。
 
 「硫黄島からの手紙」映画宣伝の一環として主演俳優が戦争悲惨経験地と硫黄島 栗林中将の出身地である長野などをまわって映画宣伝していた。そして宣伝のくせに戦争の悲惨さを説いていた。挙句の果てに硫黄島の戦死者に黙祷をさせていた(笑)。

 

 日本人は「自分のことしか考えない民族」に成り下がってしまった。昔の日本であれば「根は卑しい民族」であっても、それなりの「我慢」はできたのである。今は何も我慢しない・・・かく言うあたしなんか、その最たるものだ。我慢できれば自己破産なんかしない。


 岩本編集長の説くように日本民族は「自分のことしか考えないから自分のために我儘に、身勝手に泣く・・・感動したがる」のである。1億総オナニーなのである。