中1の二学期に大きく成績が下がるのはなぜ?!
中1の二学期に大きく成績が下がるのはなぜ?!
はい。原因はあります。それは、
「小学生の勉強から、中学生の勉強に切り替わっていないから」
と考えています。
切り替わっていない?
はい。小学生の間は、毎日少しずつ宿題が出て、習った単元が終わると小テストが実施されます。
定期テストのような、範囲の広いテストは基本的にありません。
確かに。
その感覚のまま、中学校の定期テストに臨むと大変なことになります。
毎日の宿題しかやっていなかったので、テスト前に大量のワークが提出物になることにも慣れていません。
するとワークをやることだけでテスト前の勉強が終わることになります。
なるほど、よくわかります。
なぜ2学期になると成績が下がるか、という点で言うと、1学期の中間テストは範囲も狭く内容も簡単なので、小学校の延長の感覚でも点数が取れる場合が多い。
しかし、2学期ともなると範囲も広く内容も難しくなってくるため、それに向けた勉強が必要になります。
確かに、中学生になったら英単語を覚えるとか、理社の用語を覚えるとか、コツコツやる必要がありますが、範囲が広いとちょっとやっただけでは覚えきれませんね。
はい。それがはっきり現れているのが、学校の平均点です。
1学期中間テストは大体5教科300点を超えていますが、2学期になると一気に250点、ひどいときには230点くらいに下がります。
それはびっくりな数字ですね。
まさに中学校の勉強に切り替えができていない子の多さが平均点になって現れていると思います。
具体的に「中学校の勉強」というのは、なのができていたらいいんでしょうか。
ルックアップでは、
・範囲表に書かれている提出物はテスト1週間前に終わらせる
・1週間前からは内容を理解して暗記
・暗記が確実かどうかを自己テストして確認
・直前期はまとめテストを通して時間配分を確認
という流れを生徒に指示しています。
確かにそれができればいい点数が取れそうですね。