ヨシイズミです!

先日、日本ヘルスケア歯科学会の
ヘルスケアミーティング2012に
参加して参りましたので、
学んだ事をちょこっとアウトプットいたします!


さて、「歯科衛生士」という職業。
国に認められた、国家資格というやつです。

その主な業務内容は

1、歯科予防処置
2、歯科診療補助
3、歯科保健指導

といわれています。
国家試験にもでます、笑


そもそも歯科衛生士という職業ができた当初は
「机上の資格」だったそうで
現場からのニーズが高まって資格化したものではないそう。
それまたおどろきです。

だって、今や歯科衛生士は
医療職の中では第4位に入る人数の多さ。
歯科医院の数はコンビニよりも多いこのご時世。

「予防」という観点から、
「歯科衛生士の役割はなくてはならないもの!」
と社会的に認められていると思いますし、
私自身もそう自負しているので、
とてもおどろきました。


机上の資格だったとしても
これは天からの授かり物!?と思うくらい
歯科衛生士って素敵な仕事だと思っています。

この資格がある国に生まれて
(ない国もあるんです)
この資格を仕事に出来ることは
私にとってなんともラッキーなこと・・・としみじみ。


話は戻って・・・

ただ勘違いしてはいけないのが
「国に役割を期待されている」
ということであって
資格をとったら「ALL OK」ではない、
ということ。

だって、資格をとった所からがスタートなんです。


なんせ医療行為ですから、
ヒトの体に危害を加える恐れもある職業です。

とくに法では明確に定められていない
グレーゾーンも多い「診療補助」という業務。

同じ資格をもっているからといって
一つの行為にしても、
新卒の歯科衛生士がおこなったのと
10年目の歯科衛生士が行なったのでは
その熟練度が違うので、
危害となるかならないかの可能性も変わってきます。

ようは、「この」歯科衛生士に
任せられるか、任せられないか、
というのがとても大きなポイントになるわけです。

熟練していて、経験値があって、
患者さんに危害が加わらないだけの
歯科医師からの信頼と、指示があれば、
歯科衛生士は診療の補助として
静脈内鎮静法の注射をするのも認められているんです。
(血管に注射なんて、今私は到底できませんが。)

でも、歯科医師の指示だから、
法でみとめられている診療補助行為だから、
行為としては簡単だから、
「やってもいい」ではないんです。

熟練しているかどうか。です。



熟練ですよ、熟練。

熟成させて練り込んで。いいえ。

自分で自分の業を熟すまで練習を積んだ状態。


(もちろん熟練していたとしても
してはいけない行為というのはあります。)


チーフ長山が当日のプレゼンでも
伝えてくださいましたが
資格はあっても自分がそれを
任されるための努力をせずして
仕事を任される事はない、
ということ。

自分で上げたスキルを、知識を、
認めて頂くことができて初めて
仕事を任せてもらえるんです。


歯科予防処置も、
歯科診療補助も、
歯科保健指導も、
国に役割を期待されているんです。

歯科衛生士として。


院長や、チーフ、国、
そして何よりも患者さんの期待に
応える事の出来る歯科衛生士でありたいと
改めて思う時間でした。



ミーハーなので
「熟練者」とか「プロフェッショナル」
という言葉に弱いのですが、
そこからはどんな世界がみえるんだろう~~??♪

って、今から成長した数年後をイメージして
また明日も一歩進みます!

1より2、3より5、5より10出来た方が
沢山のヒトのお役に立てるに違いありませんもんね。


今日もはぴはぴです。