吉泉です!

ありがたいことに実習生が来て下さったりで
教えるという経験をさせていただいています。

「作業ではなく、意味、目的を伝えよう」
と、よく言われています。

つい、ミラーはこうやるんだよ、
これはこうやってこうやってこうやるんだよ、
と、作業を伝えてしまう私。

それだけ私自身が
「作業」をすることで
「仕事」をした気
になっているということかもしれません。

作業は仕事の一環、
その作業だけやって今日の仕事OK!
なことってないです。


じゃあ歯科衛生士の仕事ってなんなのか。

そこに立ち返ってみると・・・・


実習生は学びに来て下さっています。


何を???


まず、そこに目をむけることが
相手のニーズに応えることだし、
そのニーズによって私たちがやるべきことは
違ってきます。

これから歯科衛生士になる学生さん。

診療をスムーズに回すためのスタッフではありません。

歯科衛生士の勉強に来ているんです。

だったら、教えることは、
当院で使っている器具や機器の使い方のハウツーではない。

歯科衛生士という仕事がどんな仕事なのか。
写真をとることの意味ってなんなのか。
患者さんとの会話のやり取りの一つ一つが
どんな意味をもつのか。
ひとつひとつの仕事の意味、目的、
どんな想いでやっているのか。

そういった、
歯科衛生士の心、芽を宿す事です。


あいさつ一つ、
作業を伝えるとなると・・・
何デジベル以上、口角の上げ方、
目の大きさはこの位ではっきりと
相手に聞こえる様に相手の顔をみて・・・

そしたら正解なの????って事です。

何のために、誰のために挨拶をするのか、
もっと大切な事があるし、
もっとそれ以上に素敵で
心がほっこりする、魅力的な挨拶ってあるし・・・


つまり、作業を伝えてしまうと
相手の素敵な素敵な無限な可能性を、
閉ざしてしまうということなのかな、って。

とっても残念な事をしていたな~、と。


なぜ目的、意味を伝えるのか。


それは、
「方向性を一致させるため」

「自分で考えて、行動できるようになるため」

「無限の可能性を思う存分発揮していただくため」



そんな想いで、明日も頑張ります!

はぴはぴ