歴史的な… | 闇鍋日記

歴史的な…

最近どうにも日曜日のリアルタイムに大河ドラマが見られません(T_T)
したがって毎週恒例のNHK大河ドラマ『江』のレビューについてはまた土曜日の再放送を見てから書く事にします。
そんな訳で今日はいよいよ始まった世界陸上の事を書くつもりです。
まず書きたいのは男子100メートル競争ですね。大会前は不調と言われていたジャマイカの英雄で世界記録保持者でもあるウサイン・ボルトが昨日の予選、今日の準決勝と隙の無い走りを見せて正直『こりゃ金メダルは決まったな』と見ていました。ところが世の中何が起こるか判りません。何と普通に走れば勝てたはずのボルトがフライングを起こし失格となってしまいました。
この《フライングを犯した選手は一発失格》と言うルールは今大会から施行されているのですがコンマ何秒の世界を争う短距離の世界においてはスタートダッシュは何よりも大事です。ですからボルトのような世界記録を狙える選手であっても『人より一歩早く』と言う意識がフライング行為に現れるのでしょう。
それだけに予選から決勝まで必ず誰かがフライングで失格になっていました。世界陸上にせよオリンピックにせよ毎年行われる物ではないだけにほんの一瞬のフライングで一発失格にするのはどうかと思います。選手達はその一瞬の為に長く苦しいトレーニングを積んでいるのですから。
明らかに故意と判る場合を除いてはフライングは従来の二回目から失格とした方が良いと思いますがねぇ…。
ある意味ボルトは『国際大会決勝で初めてフライング失格になった選手』と言う事で歴史に名前が残りますが本人はそんな事で名前を残したくなかったでしょうなぁ。