| 神々の牧場 |
那津
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貝殻を抱きしめた日に 携帯用の寝袋を差し出した 耳元にそっと囁きが走る 電卓で過去一週間をたたく そばにいるのは 猫のように気だるく 小さい 幾多の瞬間を繰り返すと いつの間に広く広いスペースが その香りで埋め尽くされた 谷間に老人とすれ違い 草原では悪魔のように心細い少女に会う ビルを仲間と抜けて 携帯で遠くの刹那に繋ぐ 幸いにも海外では興味深い経験をし バイク乗りが自由について語る 熱い湯に入り 裸の人生に出会う もう少しで森から出る オアシスのように農地に林があり そこに住む住人に声をかけた 他民族を嫌う男にきつい目を向けられ ファミレスでビールを運ぶウェイトレス 映画の話を始める カレンダーを逆さにして 半日を過ごし 甘ったるいコーヒーをバストアップまで飲んだ 死を受け入れる事により 生に受け入れられる 本当に怖いのは 自身の心で 同じ深さの無い場所に 無理に飛び込みを繰り返した それでもわかりづらい事は多くて 涼しい波が 興味を失った泳法に対して無言の唄を唄っている 見つけてくれ 此処にいる 助けはいらない ただ心を話してくれ 公園で双子が揃って 愛を失って行く 喪失と刹那の喜怒哀楽を天秤にかけて 耳元に囁かれる 詩を書きなさい 神々の牧場で あなたらしく 振る舞いなさい |


