湯立神楽 | アロマのある毎日 *乳がんを経験した私が人生を楽しむためのブログ

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アロマが好きなナミールです。
私が経験した乳がん(粘液がん) & 大やけどのこと、日々の出来事を書いているブログです。

2023年10月28日参拝


神社相州藤沢 白旗神社神社

神奈川県藤沢市藤沢2-4-7

(小田急江ノ島線 藤沢本町駅から徒歩5分)


http://www.shirahata-jinja.jp/ 



今日は藤沢の白旗神社に行きました。

今年二度目の参拝です。


こちらの神社で、
毎年10月28日に行われているのが
湯立神楽という神事です。

京都の石清水八幡宮から
鎌倉の鶴岡八幡宮に伝わったとされる
歴史ある神楽で、
もともとは32の神楽だったそうです。

もう、両社では
その伝承は途絶えてしまったものの
鶴岡八幡宮の神楽に関わっていた一族が
そのうちの12の神楽を継承していて、
それが、藤沢の白旗神社で
毎年奉納されているそうです。


今年の2月に白旗神社に行った時、
ホームページを見て
湯立神楽のことを知りました。



曜日に関わらず10月28日に行われるので
休日に重ならないと見に行けません。

今年は運良く土曜日なので、
是非見に行きたいと思ってました。

天気もよく、体調も万全爆笑


午後2時からということで、
1時20分頃神社に到着。

先に参拝をし、御朱印をいただく時に
社務所で湯立神楽のことを伺うと
特に初穂料など納めることなく、
参列が出来るということでした。

初穂料の代わりにお守りをいただき、
神楽の行われる場所へ移動。



写真より手前に、
この斎場を囲むように席が設けられています。

氏子さん達関係者の席には、
名札が貼られていますが、
そこ以外は自由に座ってよいとのこと。


事前に調べたら、
およそ2時間かかることがわかってたので、
座れるなら座りたい。

30分前だから、満席か?
と思いきや、まだ余裕がありました。


湯立神楽では、
熱湯につけた笹の葉を振る場面があり、
「近すぎると熱い」
と聞いていましたが、
近いところにいた人達は、
熱さよりも濡れる方が気になったようです。

私はちょっと離れたところにいたので、
いい感じの湯飛沫を浴びられました。

この湯飛沫を浴びると、
1年無病息災のご利益を得られるそうです。

ヤッター指差し


神楽の前に秋の例祭で、
いつもの修祓〜祝詞奏上などの神事がありました。

そのあと、湯立神楽が始まりました。

神楽の一つ一つに意味があり、
事前に配られた資料を見ながら舞を見ます。

神事だからというのもあるけど、
写真は撮りませんでした。

カメラに気を取られると、
肉眼で見るのを忘れてしまうので、
出来る限り自分の目で見ようと。


どの神社で見ても、神楽は飽きないですね。

これは歳を重ねたからでしょうか。

笛の音や太鼓の音を聴きながら、
舞に没頭していると、
時間があっという間に過ぎていきます。


12の神楽が半分くらい終わったところで、
御神酒とお赤飯が振る舞われます。

どちらも一口ですが、
神饌(神様へのお供え物)をいただくのです。

神様の力を体に取り入れる、
ということで振る舞われるそうです。

ありがたい気持ちと、
御神酒が美味しくてホッコリします(笑)

今年は参列者が多かったみたいで、
お赤飯は、足りなかったようです。
もらえなかった人、残念です悲しい


後半の神楽の中で、
熱湯につけた笹を振る場面があるのですが、
振る前に、熱湯をかき混ぜます。

御幣という、神様に捧げた棒状のものがあり
棒の部分を熱湯に突っ込んで
グルグルかき混ぜていました。

棒の長さからすると、かなり熱いように思います。

かまどから着物に火が燃え移らないか
心配になりましたが、
無事に混ぜ終えました。

混ぜて立ち昇る湯けむりで、
昔はその年の吉兆を占ったそうですが、
今はそれの見方もわからないそうで、
しっかり立ち昇るか昇らないかを
見ているそうです。


混ぜることで湯に渦巻きができ、
湯玉というのが飛び出して来るのですが、
宮司さん曰く、ここ3年ほどは
湯玉が飛ばなかったそうです。


湯玉が飛ぶ方がいいらしく、
今思えばコロナだったから(運気が悪い?)
かもしれないと私見を述べていらっしゃいました。



神楽の最後は、
天狗と、山の神様のお面を被った
二人の神職さんの舞でした。

これは写真を撮らせていただきました。




赤いお面が天狗(猿田彦)で、
黒いお面が山の神様。

この、黒いお面が、
なかなか怖いです泣き笑い


なまはげのように、子供は泣きます。


泣く子は素直に育つと言われてるようで、
子供の近くにわざと近づいてました(笑)

近寄りながらお餅を配ってます。



この時にもらえなくても、
最後にお餅が配られたので
ガッカリすることはありません。


このお祭りで使われた紙垂(しで)を
持ち帰って神棚に飾ると
災除けになるそうです。

最初に説明してましたが、
持ち帰りの案内はされなかったので、
氏子さんたちが持ち帰るんでしょうね。

さすがに数が足りませんし(笑)



それにしても、
貴重な経験をしました。

次に休日にあたる年は、
5年か6年後ですかねー