舌を頼りに 27年間食べもの絵日記を描き続けている 雑食性サラリーマンです。
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淨心家・中華そば(生玉子)
「月に叢雲、花に風」というのは「良いことには邪魔が入りやすく長続きしない」という意味のことわざだけれど、月見そばで玉子の白身が熱いつゆで白濁した様子のことを「むらくも」という、黄身を月に白身を叢雲に見立てたのだろうが、昔の人は風流だったのだなと思う
今は、ラーメンで玉子と言えば、味付け煮玉子が主流だ。私も煮玉子は好きだが、生玉子も捨てがたい。以前は黄身を潰さずに最後につるんと食べるのが好きだったが、今は途中で潰して麺にからめて食べる。生玉子を入れる場合スープが熱々でないと旨くない、淨心家のスープはもちろん熱々なので良い加減に白身が叢雲になっている。
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