橋の路面に亀裂が走り、長さ1メートル、幅が最大で40センチメートルの穴が開いた。穴の周囲には、砕けたコンクリートの破片が散乱している。コンクリート・ミキサー車の運転手、周傑さんによると、穴が放置されていたので10日になり、メディアに通報した。
記者が現場に行くと、現場の交通量は多く、ほとんどの車両は穴を避けて通行していた。橋の下では、流線型をした白色の高速鉄道車両が轟音(ごうおん)を立てて通過した。
周さんによると、穴に気づいたのは8日前で、2日前には穴の直前で気づいた乗用車が避けようとして無理にハンドルを切り、橋の欄干(らんかん)にぶつかる事故が発生した。周さんは、「穴から石が落ちて高速鉄道車両にぶつかったら大変なことになる」と思い、新聞社に連絡したという。
記者から連絡を受けた長沙県公用施設管理所の曹沢洪所長は「橋の路面が裂けたことは、数日前に知った」と説明。係員を派遣して確認し、さらに専門家を組織して現場を調べさせているという。
橋に穴が開いた原因は解明されていないが、「工事の際、橋の伸縮を正確に把握していなかったのだろう」と説明。「本来なら、橋が裂けてもそれほど問題はないのだが、鉄筋も飛び出しており、車両通行も多いので穴がさらにひどい状態になった」との考えを示した。
下を通る武広高速鉄道への影響については「皆さんは安心してほしい。この橋は、高速鉄道を建設する際に、わざわざ作られたものだ。穴が開いたのは橋の東寄りの部分で中央ではない。(線路の真上ではなく)石が落ちても、高速鉄道には影響を与えない」と述べた。
曹所長によると、橋を通行する車両に大きさの制限を設けたり、穴の部分を鉄板で覆うなどの措置を施した。穴の修理方法については、橋建築の専門家と相談し、鉄道側にも連絡しているという。
引用:サーチナ(2012年1月11日)
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