ことわざ漫談小話

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ことわざ小話　２５１～３００

K296「遼東の豕（りょうとうのいのこ）」20190116

「遼東の豕」とは、井の中の蛙大海を知らずと同じく、世間知らずと言うことです。

これは（注）、

「中国のある農家で頭の白い豚が生まれ、農民はこれを特別なものと思い、その白い豚を天子に献上しようとしました。ところが、行く先々の道中で見かけた豚の群れは皆頭が白く、他の地方ではごく普通のことを知り、自身の無知を恥じて帰ったという故事です」

　　　　（注）上記の文言はインターネット検索、

　　　　　　「四字熟語辞典」から引用したものです。

　ところで、日本の猪はどうかと言うと、

　「猪豚はイノチを張っての餌探し」

　（いのししはいのちをはってのえささがし）

　「追いおわれとっつかまっては猪の鍋」

　（おいおわれとっつかまってはししのなべ）