タイトル「源さんの戯れ言」
テーマ「バカふざけ話」(1~200)
BF62「ない袖は振れぬ」20180520
え!お金を貸してくれ?!
そんな、カネなど、ない。
その顔にあるってかいてあるよ。
ない袖は、振れぬと云うではないか。
袖は見えぬが、お前は政府にお金を貸しているじゃないか?
政府に!・・バカなこと言ってんじゃないよ。
バカなことを言っているつもりなどない。
我が輩の台所は火の海だ。
と言いながら、
あなたは日本政府にお金を貸しているのです。国が発行する国債は、銀行やもろもろの保険会社、様々な年金、日本銀行だけでも7から8割の国債を買い込んでいる。日本政府のこうした借金は間接的に国民から借りていることになる。国の借金は国民一人当たり何百万円など聞きますが、そんなことちっとも心配いりません。
だって、あなたが貯め込んだ大切なお金は政府に借りてもらわないと困るのです。これからの暮らしに心配しているあなた、振る袖など無いと言いながら日本政府に貸しているのは実に賢明な考えだ。一番安心できる。ところで、私に少し貸してくれないか?え!信用できないって。
分かった、息子に化けてやる。


