ことわざ漫談小話 | 源のブログ

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源のブログへようこそ。笑い話を書くことが好きです。ただ今「ことわざ漫談小話」等の笑い話しを創作発表しています。それに季節ごとの俳句や川柳も投稿しています。最近は「戯れ言」も書いています。作品名は画面右下側フリースペースをご覧ください。

ことわざ漫談小話

ことわざ小話 201~250

K234「渡りに船」20161202

これはまた「闇夜に提灯」ということもありますね。困っている時、丁度いい具合にものや人に巡り会うこと。

 

それじゃ今から「渡りに船」の、思いついたこと並べてみるね。

・午后の昼下がり田舎道を一人で寂しく歩いていたら突然子連れの熊と出くわした時。どうする?バカやなぁ、死んだ真似やで。

 

・時間に遅れて待ち合わせ場所にきたら、そこに偶然にも昔の彼氏がいた時。あんたも相変わらずねと言ってやった。そしたら、今度は誰をだますのやと言われた。いいやないか。

 

・歩いていたら突然雨が降り出してきた。⇒傘が欲しいのや。これはまともやないか。

 

・マーケットで山ほど買い物したのにレジで財布を忘れてたことに気付いた。⇒隣のおばちゃんに泣き付いたらいいやんか。お前、男前やないか。

 

・電車の中で急に腹痛になって、途中の駅のトイレ目がけたら先客が居た。⇒別なトイレや。ええ!別なトイレ?それでもダメなら大声でわめけ。何てわめくのや?情けないやっちゃなぁ。もうちょっとで門が開きそうや、早う出てもらいませんかと、大きな声で頼み込め。門って、なんですや、と聞き返されたらどないする。水戸の、黄門さまやと応えなはれ。恐れをなして早う出てくる。え!お尻もふかんと?バカ、人の世話より、自分が早う楽になりなされ。

 

・仕事でいい案を急いで出さないといけないとき。⇒知識と経験や。できもしないのに偉そうなこといって、焼けどするなよ。

 

・会議で嘘がバレそうなとき。⇒尤もらしいことをあれこれと喋る。十人十色や、誰もわからへん。

 

・時間のない田舎者が都会の真ん中で飛行場までの行き方が全くわからない。⇒それやったらスマートフォンや。田舎もんだから、そんなはいからな物は持っていない。それじゃ交番行ってパトカー頼めば?そんなことしたら煩わしいやっちゃなぁと逮捕されるわ。なら救急車や。大馬鹿、どこも具合など悪くないわ。そんならあきらめて、近くの居酒屋に入って酒でも飲め。そんなことしたら飛行機に乗れへんやないか。男はあきらめが肝心やないか、男らしくドンと構えたらいいやないか。これじゃクビが幾つあってもたらへんなぁ。クビは危なくなった時、そこに置いていくもんやないか。それじゃトカゲの尾っぽやないか。お前はそんな男やないか、神さまが不憫なお前をそうにこしらえたもんやないか、だから心配するなって。

 

 

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