今日は、配布時にしばしば見られる郵便受け函の構造のお話です🤗

投函口のフラップ(ベロ)や、その受け当たり部分の細い溝や筋目(段差)についてです🍀



📪 📭 📬 📫 ☺️v



一般のかたにとって、ご自宅用ポストに何らかの品を投函する職業従事員って、仕草はどのようなイメージでしょうか?



50代の私などは、高度経済成長期の幼少に外遊びで見掛けては"郵便屋さん""新聞屋さん"と呼んでいた、二輪車に跨ったまま片手でヒョイと投函する姿です🚲🛵



投函物も、一番薄くて葉書だったような🤔



郵便受け函そのものも、それほど種類は多くなかったような記憶です。



[昔]は、こんな感じでした




翻って、現在。

↑ 上の画の 下段[今] に描かせていただいた種類なんて、ほんの一例にすぎません📪



私が実際に配布を担当しているのはタウン誌や広報誌ですから、ある程度の厚みがあるものですが、


たまに"ペラ1枚物"と称されるポスティング単体チラシもあって、


これが、まぁ入らない



フラップ(ベロ)を左手で開けてから右手でポストインしているにもかかわらずです😭



理由の1つに、投函口周りの構造が挙げられると思います📭



昔のポストって鋼板を加工しただけの造りが多いですから、投函口も"ズボンの裾上げ"みたいにツルッとしているのですが、


現代風のは各パーツ部品をパコッと嵌め込む都合からか、

パッと見では平面でも、指で触れば分かるくらいには高低や隙間があったりするんですよねー😓



大抵の紙類は葉書よりずっと薄くてヘタる or しなる(← 重力で張りがなくなり下方へ垂れ下がる)形状ですから、

用心して差し込まないと、この段差や細溝にハマっちゃうんです😂



他にも、押し開け型フラップ(ベロ)本体の筋目にも紙の端が引っかかったりします😰



下手をしたら紙の角がグシャッとなって、シワが入ります。破れたりもします。




私も自宅においては一介の主婦ですから、

ポストの受取口で居住者様が見たらお目汚しと想像は容易についてしまいます🥺



ですから、私がポストインする際は、対策として

A4以上なら紙飛行機を飛ばす感じで、

・手のひらサイズなら空手チョップを横向きで決めるように、

投函口のど真ん中を目掛けています。



つまり、ちょっとだけ頭を下げて、覗き込むような中腰になるんです😥



↑ この体勢、地味に腰へ来るんですよねー😫



身長150cmの私ですらこうですから、他のポスティングスタッフさんはどうだろうかと気の毒になってしまいます😮‍💨



私の業務委託元は1部あたり幾らの単価制なので、一戸あたりの所用時間はあまり話題となりませんが、


時給制のポスティング会社さんだと影響あるのではないかな?と、つい考えてしまうほど手間が掛かります。



スポッと片手で入れられるポストと比べて、

私の感覚的には


・フラップ(ベロ)を開けて構造見極めに1秒、

・注視投函で1秒、

・万一の引っかかり有無を確認後にフラップ(ベロ)を閉めて1秒


の、3倍くらいは掛かろうかと



スタッフにとってはこれが何百連と続くのですから、秒とは言え、押せおせで響いてくると思います。



そういった意味で、

ご自宅用ポストの設置に1円も関わらない、単なる配布員の私・猫実(ねこざね)が申し上げるのも何ですが、


ポスト製作会社様にはこの点のご配慮を賜りたいですし🙏


ご購入の際には投函口から実際に手を入れて、上下左右に触れる部分がないものを選んでいただけたら、とてもありがたく存じます🙇‍♀️





配布員をしていると、日本の郵便受け函は本当に多種多様で、しかも趣向・機能を凝らしたものが次々と登場するので楽しいです📬



これだけの変換能力がある日本ですから、きっと引っかかり問題も技術力でカバー対応できると信じています☺️




おまけ:

(↑ 別の意味でトラップだったポストの話↓)





🏢 🚚 🏠 🚶‍♀️ 📬




次回は『コンクリート舗装と配布員』の巻です。

旗竿地の通路面をコンクリートに変えたお宅のお話です。

お楽しみに🍀