今日は、古い戸建のポストのお話です🤗

外塀が銃眼胸壁かと思いました🍀



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諸外国の素晴らしい古城の外観を眺めていると、時折すごく細長い縦穴が規則正しく空いているのを見かけたりします🏰



銃眼というものらしいです。



外敵の侵入を防ぐために、そこから狙いを定めて矢を放ったり発砲したりする目的で、わざわざあの形状の空間を最初から設計しておくだなんて、

それだけ紛争が日常茶飯事だったのかと、未だに鳥瞰写真でしか見たことのない立場でも考えてしまいます😞



仕事で海外からの客人を観光案内する役も多かった私の父によると、

日本の城🏯には領土周りを囲む城壁がなく、

それ目当てで訪れた外国人からは、城郭都市ではなくて城下町なのをたいそう不思議がられると言っていましたが、


それでも同じ仕組みはあるそうです。



弓矢が立狭間(たちざま)

鉄砲は居狭間(いざま)



立って射るのと、片膝つきで撃つのの違いだと父は戦国物のTVドラマ番組を見せながら説明してくれましたが、

当時の私は父親のあぐらの中にちょこんと座って晩酌のつまみをお相伴していた年頃だったので、かなりうろ覚え😑



暢気な娘に育ってしまいました😋




 チューリップ黄 チューリップ赤 チューリップ紫 チューリップピンク チューリップオレンジ




そんな銃眼、特に


😯(胸までの高さで兵を守っていた銃眼胸壁とは、このことか⁉️


と、懐かしい思い出とともに記憶がよみがえったご自宅用ポストが私の配布担当地区に一軒ありました。



かなり趣きのある和風古家で、網元さんちと説明されたら頷いてしまうほど重装な造りですが、

門の横の塗り塀に、小刀で切れ込みを入れておきましたとでも言いたげなほど細長い空間になっています。



外観から察する築年数にしては〒マークが赤々と残っていましたので、郵便受けなのは間違いないのですが、

後ろ側の郵便受け箱もなし!

本当に縦穴のみ!!😳



まさに銃眼❗️







この形状から察するに、

製作当初は"引き落としのお知らせ"なども毎月来る以前で、郵便物自体が滅多になく、主な用途は新聞受けだったのではないかと🤔



🧐(縦穴の奥行きが塀の厚み分あるから、広報誌も少々の風では飛ばされずにすみそう)


と、初配布時に思いながら差し込み、後にした次第です。



本当にこの時代の大工さんが造るポストには、感服しきりな私・猫実(ねこざね)でした😆




(おまけ:

この時代の大工さんお手製ポストの話




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次回は『代配さんの代配』の巻です。

長らく専任担当者が不在の地区でのお話です。

お楽しみに🍀