12月の読書 | うさぎと読書と、双極性障害と。
2019-01-09

12月の読書

テーマ:読書
12月の読書メーター
読んだ本の数:13
読んだページ数:3388
ナイス数:490

漫画 君たちはどう生きるか漫画 君たちはどう生きるか感想
話題になってて友人に借りて読了。友情、いじめ、貧困格差、教養などについてコペルくんの疑問に答える形で叔父さんがノートに書いていく。 道徳的な話でなかなかよかった。特に貧困格差についてはまるで今の日本を見通してたかのような話だ。 この章だけでもエライ人たちも読むべきだ。
読了日:12月31日 著者:吉野源三郎
神さまを待っている神さまを待っている感想
大学を出て就職できず、派遣切りにあいホームレスになった貧困女子の話。 この主人公はめちゃくちゃイライラするし、判断を大きく誤っている。 著者の実体験らしく、ここまで追い込まれたのは自己責任ですか?と帯にあるという事は、著者は自己責任とは思っていないのだろう。 所持金が6万円になったとき、アパートを解約するのではなく、なぜ生活保護を申請しないんだろう。ここがその先への転落の分岐点だったのに。 就職出来なかったのも並みの大学を出て大企業に拘り続け、自分の価値を見誤った結果だし、色々甘いよと言いたい事はあるね。
読了日:12月28日 著者:畑野 智美
徴産制徴産制感想
新型インフルエンザの流行で10〜20代の女性の85%が死亡した日本。若い男性は最大2年間、性転換をし女になる事を義務付けられた。ただし、出産は義務ではない。 エンタメではなく、よくできた社会派小説だ。 男が女になった事で感じる違和感や屈辱を彼らは身を持って知る。 今の日本女性への抑圧を揶揄していた。 やや読みにくいけど面白かった。
読了日:12月26日 著者:田中 兆子
日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)日本人はこれから何を買うのか? 「超おひとりさま社会」の消費と行動 (光文社新書)感想
年代、性別を問わず誰でもいつかは一人暮らしになる。5〜6年前の本だけど、現実的にすでにそうなってることも多く、共感できる部分も多い。すでに充分のモノを持っていて、これ以上消費するイメージはないが、体力の衰えと共に便利なサービス、例えば宅配弁当などにお金をかけるというのがめちゃくちゃ分かる。これからは、ケアとコミュニティが欲しい。コミュニティーは難しいよね。
読了日:12月23日 著者:三浦 展
目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)目の見えない人は世界をどう見ているのか (光文社新書)感想
見える人と見えない人が、お互いに見てる世界を面白いねえ!そっちの世界はどう見えてるの?と言い合えるのようになれば本当にいいね。 目の見えない人がどうやって空間を認識したり生活してるのだろうというのが分かる。 ものすごく理解が深まるのと驚きのある本だ。 面白かった。
読了日:12月22日 著者:伊藤 亜紗
フーガはユーガフーガはユーガ感想
親から虐待を受けて育った、不思議な能力を持つ双子の男の子の話。かなり読みやすい方の伊坂作品だね。 残酷な描写も多いけど、どうなるのかとページをめくる手が止まらなかった。 読み終わって改めてタイトルを見て納得。 「フーガとユーガ」とは違うんだね。
読了日:12月20日 著者:伊坂 幸太郎
続・下流老人 一億総疲弊社会の到来 (朝日新書)続・下流老人 一億総疲弊社会の到来 (朝日新書)感想
生きがいの為に高齢者が働くのはいいと思うが、ここで述べられているように生活が出来ないから働かざるを得ないというのは大問題よね。 日本は若者も中年も高齢者もみな貧困で、にっちもさっちも行かなくなって国が滅んでいくのだと思う。
読了日:12月15日 著者:藤田孝典
東京パパ友ラブストーリー東京パパ友ラブストーリー感想
ゲラ読了。 専業主夫としてワンオペ育児をしている男と、ファンドマネージメント会社のCEOを務める男。 保育園の送迎で出会いひと夏の恋に落ちる。 どの登場人物にも共感と嫌悪があり、人間くさい部分を描くのが上手いと思った。 だけど、妻の胸中を想像すると、自分の夫がバイセクシャルであった衝撃は大きすぎると思う。
読了日:12月15日 著者:樋口 毅宏
タイトル未定(オリジナル本)タイトル未定(オリジナル本)感想
ゲラ読了。 歴史のある全寮制のお嬢様学校で同室になった4人の秘密。 それぞれの生い立ちに葛藤や悩みがあり、ドロドロした感情もある。 どう展開していくのかなと思ったけど、救いが見えてよかった。 どんなタイトルがつくのか楽しみです。
読了日:12月12日 著者:宮西 真冬
「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち感想
3つの子殺し事件のルポ。読む前に想像していたのと全く違い、想像を遙かに超える人たちだった。生育環境や親からどう育てられたのかがほぼ全てかなという印象。知的障害かなと思ったけど正常で、ただ鬼畜の親もまた鬼畜だった。想像すら及ばない異常な生育環境でそれが当たり前として暮らしていれば、自分たちの異常さが分からない。 若いから次々妊娠しては中絶費用がないから家でこっそり産んで殺す。 これは人間の話ではなく怪物の話であった。 どうなってんだ?!
読了日:12月09日 著者:石井 光太
アンダークラス (ちくま新書)アンダークラス (ちくま新書)感想
ゲラ読了。この手の書籍はいくつか読んだけど、目新しい発見はなかった。より格差が拡大し、アンダークラスの人の数が増え、また容易に転がり落ちるということ。 著者が述べてるように、日本は「下」から崩れていくと私も思う。 貧困に陥ってるのは社会が悪いと思う人が多いのに、暴動などが起こらないのが不思議で、今ある環境に順応しその中で幸せを見つけているのであろうか。
読了日:12月07日 著者:橋本 健二
婚活中毒婚活中毒感想
結婚相談所、お見合いテレビ番組、親同士の婚活など、婚活に纏わるちょっと怖い話が4篇。 サラッとした文章だけど、皮肉や怖さが出ていて面白かった。 それにしても、親同士の見合いは世も末だな。
読了日:12月05日 著者:秋吉 理香子
人間狩り人間狩り感想
現代のネット社会の闇をうまくついた作品。20年前に起きた14歳の中学生が女児を殺害後、目玉をくり抜き遺族に送りつけた事件の犯行映像が闇で売りに出された。一方犯した罪に合わない軽微な罰しか受けなかった者をネットに晒す事で社会的制裁を加えているサイトがあった。 めちゃくちゃ気持ちわかるし面白かった。少年法や動物愛護法とかほんと法律がおかしいから、別の手段で裁く者が現れるのよね。難しいけど、私も共感するなあ。
読了日:12月03日 著者:犬塚 理人

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