GSR250のスプロケット交換による速度計の誤差をGPSのアプリで確認してみます。 | 2018年購入の N-WGN を自分なりにドレスアップ。

2018年購入の N-WGN を自分なりにドレスアップ。

2018年に購入した N-WGN を、自分流にドレスアップしていく内容を、詳しく紹介しています。
作業内容は、写真等を可能な限り使用して、解り易くまた詳しく紹介していきます。
最近は、子供のオートバイを借りて、ドライブしたりメンテナンスもしています。

先日、子供のオートバイであるGSR250にて、フロントスプロケットを交換する
内容に付いて、

 

 

にて、詳しく説明させていただきました。
GSR250の速度計は、ドライブスプロケット同軸のセンサーから、速度のデータ
を拾っているそうです。
このドライブスプロケットで速度の表示を行っている事で、回転数と速度の表示に、
変化が無い事になります。
しかし、速度計の表示より明らかに、実速度は出ていると感じます。
そこで今回は、スマートフォンとGPSによる速度計のアプリを使って、どのくらいの
差があるのかを、調べてみる事にしました。

叔母が少しの間だけ使っていたスマートフォンです。


このスマートフォンは、叔母が使用していた物なのですが、2年程前に病気で亡くなりまして、
遺品整理の時に奥様がいただいて来た物になります。
電話での連絡にしか使っていなかった事と、使用期間が半年にも満たない期間であった為、
状態は非常に良い状態です。

カバーを外してこれから使用する数個のアプリを入れて準備しました。


一応初期化して、保管しておりましたが、誰も使う人がいないので、活用してみようと
考えまして、奥様と相談して、活用させていただく事としました。
アップデート等は先日全て済ませていて、Android 10 になっています。

SHARP AQUOS SH-M08 というスマートフォンです。


今回使用するスマートフォンに付いて、説明いたします。
今回使用するスマートフォンは、シャープ製の AQUOS sense2 SH-M08 になります。
機種自体は、何年か前の商品になりますが、Android 10 で使用出来る事と、
メインのスマートフォンとして使用のではないので、十分な仕様です。

続いて、速度計として使用するアプリの方ですが、こちらになります。

こちらが今回使用する速度計のアプリになります。


GPSを使って、速度を計測するアプリですので、どの程度の正確さがあるのかは、
正直言って解りませんが、バイクの速度計自体にも誤差がある事を考慮すれば、
比較ぐらいは出来るのではと思っております。

子供が取り付けしたスマホスタンドにセットしてみました。


バイクには、既にスマートフォンを固定するスタンドが、取り付けられていますので、
こんな感じで走行して確認してみようと思います。

速度計のアプリを起動させて速度の計測に向かいます。


実際にGPSによる速度計アプリを使って、GSR250の速度計と比較してみました。
その結果、下記の事が解りました。

●GSR250の速度計と、GPSによる速度計アプリで比較してみたところ、誤差は
1Km程しかありませんでした。
つまり、フロントスプロケットを交換する前より、誤差が少なくなったという事です。

●GSR250というオートバイは、工場出荷時の状態でも誤差が大きく、最大10%程度
値が高く表示される仕様でした。
スプロケット交換後は、誤差は1Km程度まで少なくなり、大幅に改善されました。
これらの結果を考えますと、フロントスプロケットを14Tから15Tへ交換した方が、
速度計の誤差が少なくなった結果から、GSR250というオートバイは、設計段階では
フロントスプロケットは15Tであったのに、何等かの設計変更等があって、あえて14Tに
したのではないかと、そう考える事が出来ます。
低速域での使用を、大きく考慮したのか、或いは使用される地域に特化した事で、
フロントスプロケットを14Tで出荷するようになったのかも知れません。

今回は、フロントスプロケットを交換した事による、速度計の誤差が、どのように変化した
のか等に付いて、詳しく紹介させていただきました。
得られた結果に付いては、大変満足する事が出来ました。
私個人の感想としては、更に乗りたくなる気持ちが高くなったと思います。
しかし、最近の暑さは、危険なレベルだと感じます。
暑さ対策を万全にして、これからも一層バイクライフを、楽しみたいと思います。