人生で初めての妄想小説です。
完全に自己満です。
妄想です。
お気に召さない方はご退場願います。

画像お借りしました。

G.LOVE①



付き合って3年になる彼氏。

最近は会えば喧嘩の日々。
素っ気ないし、連絡すらない時も。

冷めてる感漂う中、
聞いてしまった噂。

他に女がいる⁉︎
そんな噂が嘘であるはずがない。
でも‥嘘でしょ‥‥?
胸が苦しくなった。

真相を確かめようと彼に問い詰めてみても
『何?疑ってんの?』
超強気。
弁解もない。悪そうな感じもない。
潔白なの?
俺様気質の彼の本性だろうか。
私は離れることはないとでも悟っているかのようだ。

強くて頼り甲斐があって、心を許した相手には優しくもある。
とにかく、男らしく、強い。
そこに惚れたのは私だ。
それが‥‥‥‥

この後、波乱になることはまだ誰も知らない。彼も私も‥‥。ジヨンも‥。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

別れる‥?
考えたこともなかった。
何となく将来の約束もして
ずっと一緒にいるものだと思ってた。

そんな時、別れを決意させられる出来事が起こった。

2人の記念日の前日に彼がドタキャンしたのだ。
仕事?
少し前までの私なら素直に受け止めれたかもしれない。
でも今は、決意を固められたような気分だ。

好きだけど別れたい。
好きだから苦しい。
好きだから悲しい。
好きなら許すべき?
そもそも彼は認める?
証拠があるわけでもない。
私からの別れを聞き入れるだろうか。
自惚れではなく、彼の性格的に。
彼を知り尽くしているからこそのモヤモヤ。
どうしたらいいのか分からない。

そんな最悪な心境の私を心配してくれた親友のメグ。
突然のこの状況に、駆け付けてくれたのだ。
「メグ~ごめんね。」
『全然いいよ~!で、アイは大丈夫なの?』
「うーん。大丈夫じゃないかも。」
『だよね。私も、アイ達は順調に行くと思ってたもん。アイの代わりは他の女には出来ないって!‥でも、アイの幸せを奪うなら私許さないから。アイは何も悪くないでしょ。アイが決めた答えに私は賛同するよ。決めるのはアイだよ。』
「うん。分かってる。色々考えたけど、やっぱり別れる。暫く立ち直れないかもしれないけど‥決めたよ。」
『そっか。じゃぁ私は、全力で支えるから!呑み明かす日が来そうだね!』

親友のメグは、彼とのことを全て知っている。
メグがここにいなかったら、
もう既に泣いてたかもしれない。
メグはそんな私の心を分かってて明るく接してくれる。
メグには彼との別れを決めたと言ったけど、本当はまだ整理がついていなかった。
こんな時にまで彼の良いとこを思ってしまう。
人に心を開かない彼が、唯一私には見せてくれてるのも分かってる。
そんなことを考えてつい、ボーッとしていた。
するとメグが
『アイ!情があるのは分かるよ。長かったもんね。でも、裏切りを簡単に許したらダメだよ。またやるかもしれないよ。アイの傷つく姿見たくない。』
メグには全てお見通しだ。
私の気持ちも分かった上で冷静な判断をしてくれる。
ちゃんと彼と話そう。
別れることになっても‥。
そう自分に言い聞かせ決意を新たにした。

「メグ今日はありがと!約束あったんでしょ?大丈夫?」
『全然平気!私の彼もメグのこと心配してたし!メグなら全然okだよ!』
メグは彼氏との約束をズラして会ってくれた。
その彼氏が迎えに向かってるとのこと。
『時間なくてごめんね。メグは大丈夫?』
「ううん。大丈夫。ほんとにありがと!私はタクシー拾って帰るよ。」
『分かった。気を付けてね!また連絡するから、メグも何かあったらすぐ連絡して!』
そう言ってメグは彼氏の元へ帰って行った。

さぁ私も今日は帰ろう。
彼と話をして、別れることになるかもしれないと思うと急に寂しさに襲われて泣き出しそうになった。
メグがいてくれて、心が落ち着いてはいたけど、やっぱ1人になるとキツイな。

タクシー乗り場まで歩き夜風に当たりながらそんな事を考えていた。

タクシー待ってる人結構いるなぁ。
並ぶしかないかぁ。

と1人待ってると、背後から声がした。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥!!??

『えっ⁉︎アイ⁉︎アイじゃない⁉︎』

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②へ続く。