↓このデートの続きです。



ラーメンを食べ終わったあと、ハルキさんは私の感想をとても気にしていた。



珍しい。
私に紹介したから??
よく解らないけど、ちゃんと伝えなくちゃ…と思った。




「美味しいのですが、いつものお店方が好みです。
多分、私よりもっと舌が繊細な人向けだと思います。
薄味なので、風邪をひいた時とかにイイナ〜って思います。
でも鯛の香りは凄かった!」



そんな風に伝えたと思う。



それからコンビニに寄って、コーヒーとお茶を買う。
というか、買ってもらった。



その時に、ラーメンも結局払ってもらった形になったので、遅ればせながら御礼を言った。



そしたら
「五千円札が使えなかったので…」
とハルキさんは言った。
私が5千円札を渡したから…。




何故全部払ってくれたのか、謎が解けて良かった。
私は外食は割り勘派なんです。
※ハルキさんだけ



それからもう一軒コンビニに寄ってホテルへ。


いつもはハルキさんは喫煙所で一服するのだけど、雨だし風だし寒いしで、この日はそれはなし。




お部屋に入って、バスタブにお湯を張る。




お湯に浸かるの、幸せ…。




前の晩、家の中が煩かったので眠れなくて、ベッドに入るともう寝そう…。




ハルキさんがお風呂から出てきた時も、目が半分しか開かなかった。




彼も草臥れているのだと思う。




ハルキさんはソファーに腰を降ろしたまま、離れた位置でバットマンビギンズを見始めた。



私は初めて観る映画。



ハルキさんは何度か観ているらしい。




改造車が出てきた辺りで、ハルキさんがベッドに来て、私の身体を触り始めた。




私が前に
「キスからです!」
って言ったのをちゃんと守るハルキさん。



キスしておでこをくっつけた。



おでこをくっつけるの、やりたかったらから嬉しい。




幸せ。




それから、胸の先を触られて吸われて、声が漏れ出して、彼の手は下に。




私の中を優しく刺激して、イかされる。




そしてハルキさんのが入ってきた。




私の好きな側位で挿入。




…痛い…!




暫くしていなかったし、一人でも挿入はしてなかったから痛くて…。




彼もゆっくりしてくれた…けど慣れるまではやっぱりイタイ…。



でも、そのうち馴染んで気持ちよくなった。



彼に突かれるのは本当に幸せ。
奥に当てられるのが本当に気持ちいい。



体位は特に大きく変化せず、そのまま彼は果てた。



ハルキさんは眠いながらに私をトントンしていた気がするけど、それからスースーと眠りに落ちた。



そしてバッドマンの続きをつけて、お風呂へ。


ハルキさんは、いつもみたいにグーグーは寝なくて、一緒にバッドマンの続きを観た。



でも、途中でやっぱりスースー寝てた(笑)




ハルキさんも大変なんだよね…。



なんか、二人で映画を観ることも好きなのだけど、二人の時間を映画に使うのが勿体無い気がして…。



ろくに連絡も取れず、一ヶ月も会えずだと、映画を観るよりお話していたい気持ちが強くなって…。




本当は何か話したかったけど、でも何を話していいのかも分からなくて、結局映画を観た。



クライマックスの慌ただしいシーンで、何故かハルキさんが二回目を始めてしまい…。




私がキスをおねだりしたのが原因かも。



せっかく二人で居るのだから、何も話さないのならキスくらいはしたいなーって思ったから…。



乳 首を強めに吸われて、痛いような、気持ちいい様な…?




そして再び側位で挿入。



多分、子宮口に当っているのだと思う。



ソコに当たる時が本当気持ちいい。




出来たら正常位もしたかったのだけど、言い出せず、彼が果てた。




クライマックスを途切れ途切れに観ていたので、最後だけもう一度観た。



最後にジョーカーのカードが出てきて
「これがダーク・ナイトに繫がるんです」とハルキさんが教えてくれた。




どう見ても彼はヘトヘトなのに、一緒にご飯に行こうと誘ってくれた。




「どうせ解散しても一人で何か食べる事になるので、それなら二人で食べたほうが…。」
とハルキさん。




嬉しかった。




一応、そのまま眠ることも提案したのだけど、ご飯が勝ったらしい。



「ハルキさんの、食べたい!っていう気持ちは強いですよね。
疲れていても、それが勝つんですね。
私に会ってくれるのもそういう気持ちからきてるなら嬉しいですけど…」



「食べ物を食べたい…という気持ちとは違うのですが、同じと言われてもいいんですか?」



「はい、私は嬉しいです。」



「なら、そういう事でいいですよ。」



謎なやり取りになってしまったけど、疲れていても会いたいと思ってくれた…という事にしよう。




相変わらず、解りづらい。




彼がベッドにゴロンとしていた時に、

「正常位でしたかったです。誰と何をしているのかよく分からないから!」
と、ちょっと寂しかった気持ちを伝えた。



だって、目を見てしたかったから。




「それなら途中で言ってください。」




「言えませんよ。」



「誰と何をしているか、わかるでしょ?」




「まー、何をしているかは分かりますけどね。」



私、正常位って大事だと思うのだけど、どうなのだろう?



全部側位で終ってしまう寂しさよ…。




側位が確かに一番気持ちいいのだけど…。
バックも好きだけど…。




でもそれって、そこに穴があるから突っ込んで終わり…って感じがして。



私じゃなくてもいいのでは…?




ってなる。




被害妄想…。




途中で違う人に代わっても、そのまま挿れるのでは??




寂しさと、ちょっとしたイライラが…。




でも彼も草臥れているし、そこは仕方無いのかも。




私も寝不足だし。。



でも、これを言ってしまったから、次に会うときに正常位をされても私は素直に喜べなくなってしまう。




ハルキさんが正常位をしてくれても、それは義務として発生したものになるから。




あー、後悔。



言うんじゃなかった。



でも言わずには居られなかった。


どっちでも後悔するのなら、どっちが正解だったのだろう。。




今も分からない。



でも、正常位を素直に受け入れられなくなるという結果が発生した事だけは事実だ…。



もっと可愛く言える様にならないとな…。


自己嫌悪になってしまうのだった…。