東京散歩道

「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。


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お散歩ナビゲーター 小島信康です。

 

今回は11月19日(日)に開催しました東京お散歩教室

第110回 神泉~渋谷散歩」の様子を簡単にご紹介します。

 

出発は神泉駅から。

 

 

まずは、神泉駅周辺の土地の高低差が感じられるスポットや

円山町を中心とする盛り場の発祥地となった共同浴場「弘法湯」と関係するものと思われる

明治19年(1886)建立の「弘法大師 右神泉湯道」と刻まれた道標をチェック。

 

続いて、道玄坂地蔵尊へ。

 

 

道玄坂地蔵尊は、渋谷区円山町に祀られている地蔵尊。

宝永3年(1706)、道玄坂上に建立され、戦後現在地に移転。

昔は豊沢地蔵と呼ばれ、本体は二度の火災で焼け崩れましたが

地蔵の中に元の地蔵を固めて、その上に化粧をして再生。

「火ぶせ地蔵」ともいわれています。

 

道玄坂地蔵尊の次は、しぶや百軒店商店街の中に祀られている、千代田稲荷神社へ。

 

 

しぶや百軒店商店街は、渋谷区道玄坂2丁目にある商店街。

始まりは、関東大震災後で被災した下町の有名店や老舗を誘致した名店街からで
その後、カフェーやバーなどの飲食街となるも、昭和20年(1945)の戦災で全焼。

戦後は「名曲喫茶ライオン」も甦り、喫茶店、バー、飲み屋、大衆食堂、洋食店の他

映画館も建ち並び、再び盛況を取り戻しました。

そして、1970年代に入ると、ジャズ喫茶が続々オープン。

さらに、ラブホテルやマンション、風俗店が混在し、今に至ります。

 

 

千代田稲荷神社は、渋谷区道玄坂2丁目に鎮座する、宇迦之御魂命を御祭神として祀る神社。

長禄元年(1457)、太田道灌が江戸城築城の際に守護神として伏見稲荷を勧請したのが起源で

德川家康入城後、城内紅葉山に移り、慶長7年(1602)に渋谷宮益坂に遷座。

以後、江戸城の別名をとって千代田稲荷と称し、関東大震災後の百軒店商店街の創設にあたり

道玄坂の地に移り、さらに戦災を経て現在地に移転。

その際、以前より当地にあった中川稲荷神社を末社として奉斎しました。

 

 

千代田稲荷神社を参拝した後は、道玄坂小路に向かって下りる、長い階段坂をチェック。

 

続いて、鍋島松濤公園へ。

 

 

鍋島松濤公園は、渋谷区松濤2丁目にある、面積5,012㎡を有する区立公園。

元々この辺り一帯は、江戸時代、紀州徳川家の下屋敷があったところで

払い下げを受けた鍋島家が、明治9年(1876)に「松濤園」という茶園を開き

「松濤」という名の茶の販売を行っていましたが、明治37年(1904)に茶園が廃止されてからは

湧水地を中心とする一画に木を植え、運動遊具を設置し

大正13年(1924)に「鍋島遊園地」として公開。

その後、昭和7年(1932)に土地が東京市に寄贈され

昭和25年(1950)に渋谷区立の公園として開園しました。

 

鍋島松濤公園の次は、大山稲荷神社へ。

 

 

大山稲荷神社は、渋谷区松涛1丁目の高級住宅街の中に鎮座する

宇迦之御魂神を御祭神として祀る神社。

かつて、この辺りは大山町と呼ばれており

名前の「大山」は、地名からとられたといわれ

創建は、鳥居に「九皋之鶴十朋之亀」の句とともに

寛政6年(1794)と記されていることから、それ以前と考えられます。

 

大山稲荷神社の次は、中村警部補慰霊碑と国木田独歩住居跡を見て

二・二六事件慰霊像へ。

 

 

二・二六事件慰霊像は、渋谷区宇田川町にある

昭和11年(1936)に起きた二・二六事件において

死刑判決を受けて処刑された将校たちや殉職した警察官など

事件に関係して亡くなった全ての人を慰霊するために

青年将校らの遺族団体「仏心会」によって昭和40年(1965)に建てられた慰霊像。

ここはかつて陸軍刑務所の敷地だったところで、青年将校たちはこの地で処刑されました。

 

二・二六事件慰霊像の次は、NHKスタジオパークへ。

 

 

NHKスタジオパークは、渋谷区神南のNHK放送センター内に所在する放送テーマパーク。

昭和40年(1965)に「見学者コース」としてNHK館内を公開したのが始まりで

その後、放送70周年記念事業の一環として

平成7年に視聴者体験型のテーマパークにリニューアルしました。

施設内にはAからCまでの3つのフロアが点在し

各エリアには体験コーナーや企画展示、常設展示などがあります。

 

 

スタジオパーク見学後、スタジオカフェのフードコートでおやつタイム。

 

NHKスタジオパークの次は、北谷稲荷神社へ。

 

 

途中、北谷稲荷神社の北側参道近くで記念写真。

皆さん、撮影ご協力有難うございました。

 

 

北谷稲荷神社は、渋谷区神南1丁目に鎮座する

宇迦之霊大神・大己貴大神・大宮比賣大神・神功皇后・大田大神を御祭神として祀る神社。

正確な創建年は不明ですが、『新編武蔵風土記稿』の記述などから

田中讃岐守直高が文明年間(1469~1487)に駿河国から移住した際

邸内に勧請したのが起源と考えられています。

現在の社殿は、菊竹清訓建築設計事務所の設計によるもので、平成9年に竣工。

モダンな神社建築として注目を集めています。

 

北谷稲荷神社の次は、穏田神社へ。

 

 

穏田神社は、渋谷区神宮前5丁目に鎮座する

淤母陀琉神・阿夜訶志古泥神・櫛御食野神を御祭神として祀る神社。

創建年代は不詳ですが、旧隠田村の産土神で、天正19年(1591)に徳川家康より

伊賀衆に穏田の地が与えられてから、この辺りは開け、江戸時代は第六天社と呼ばれていました。

そして、明治維新の際に「穏田神社」と改められ、明治18年(1885)に同じ村内に鎮座していた

熊野神社(櫛御食野神)を合祀。

現在は美容、技芸上達、縁結びの神様として崇敬を集めています。

 

穏田神社の次は、こどもの樹へ。

 

 

途中、淀藩稲葉長門守の屋敷内にあった池が今も残る

「琵琶池」(渋谷区神宮前5丁目)を遠くからチェック。

 

 

こどもの樹は、渋谷区神宮前5丁目に設置されているパブリックアート。

岡本太郎氏が「こどもの城」(平成27年2月閉館)のシンボルとして

昭和60年(1985)に制作したモニュメントで、作品から飛び出すいくつもの顔は

子どもたち一人一人が個性を発揮し、のびのびと自由に生きる姿を表現しています。

 

こどもの樹の次は、宮益御嶽神社へ。

 

 

宮益御嶽神社は、渋谷区渋谷1丁目に鎮座する

日本武尊・秋葉の神(火之迦具土神)・大国主命・菅原の神(菅原道真)を御祭神として祀る神社。

狛犬が日本狼という全国的にも珍しい神社で、延宝年間(1673~1681)につくられたという

日本狼の石像を社務所内に安置(非公開)。

社殿の前に鎮座している日本狼の狛犬は

原形をモデルに多田瑞穂氏によって制作されたブロンズ像です。

 

 

また、境内「宮益不動尊」には、「炙り不動」と呼ばれる不動尊石像が祀られていて

お賽銭を入れて蝋燭に火を灯し、その蝋燭で火をつけた線香の煙でお札を炙ると

富が増えるといわれています。

 

こんなふうにあちこちご案内して、渋谷駅でお散歩は終了。

 

 

そして、ご希望されたメンバーさんと居酒屋で打ち上げをして、解散となりました。

 

ご参加くださいました皆様、雨の中、長時間お付き合いいただき、誠に有難うございました。

 

それでは、次回もどうぞよろしくお願い致します。

 

東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com

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