井の頭公園~吉祥寺散歩 2月4日(土) | 東京散歩道

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「東京お散歩教室」主宰、小島信康が綴る身近な街の素敵発見探訪記。

こんばんは(^_^)

 

今回は2月4日(土)に開催しました東京お散歩教室

井の頭公園~吉祥寺散歩」(11日まで開催)の様子を簡単にご紹介します。

 

出発は井の頭公園駅から。

 

まずは、井の頭恩賜公園へ。

 

 

井の頭恩賜公園は、三鷹・武蔵野両市にまたがる
大正6年(1917)5月1日に開園した都立公園。
公園の中心に位置する井の頭池は、三宝寺池や善福寺池と並び
武蔵野三大湧水池として古くから知られていた池で
命名者は徳川家光といわれ、「上水道の水源」「このうえなくうまい水を出す井戸」という
二説が名前の由来となっています。
また、広い園内には井の頭自然文化園や三鷹の森ジブリ美術館
競技場やテニスコート、野外ステージといった多くの施設があるほか
井の頭恩賜公園100年実行委員会によるアートマーケッツが
土日・祝日に開催されています。

 

 

公園内にある井の頭弁財天。
井の頭弁財天は、近くにある天台宗のお寺「大盛寺」の弁天堂で
由緒は、天慶年間(938~947)に源経基が、伝教大師作という弁財天女像を
この地に奉安したのがはじまり。
その後、源頼朝が東国の平安を祈願してお堂を建立したといいます。
本尊は、8本の手を持った八臂像で、頭上に宇賀神をのせ、鳥居を冠していますが
秘仏であるため、公開は12年に一度、巳年のときだけとのこと。
井の頭池の水源の守り神、財産を授ける神、さらには芸能・音楽の神様として
古くから崇敬を集めています。

 

 

井の頭弁財天では、龍の形をした銭洗い弁財天で、銭洗いを体験。
「財産が増えますように」と祈願しました。

 

井の頭恩賜公園の次は、吉祥寺御縁地蔵へ。

 

 

吉祥寺御縁地蔵は、吉祥寺じぞうビルの1階エントランス内に安置されている
吉祥寺の新たなパワースポット。
表情は、研究のもと、赤ちゃんのような純粋無垢な笑顔をしており
縁結びで有名な京都・鈴虫寺の僧侶より開眼供養を受け、平成25年1月に建立。
「人と人を繋ぎ、吉祥寺の街から笑顔の輪を広げたい」という想いから
吉祥寺御縁地蔵と命名されました。
参拝の際は、お賽銭を入れて、紅白の組紐を錫杖から垂れる太い紐に結ぶと
御縁が結ばれるとのことです。

 

吉祥寺御縁地蔵の次は、阿羅耶識院へ。

 

 

阿羅耶識院は、吉祥寺南町2丁目、アラヤシキビル内にある、昇華山と号する寺院。
その一風変わった佇まいから「吉祥寺の不思議スポット」として数々のテレビ番組で
紹介されています。
本堂は2階にあり、京都・奈良の名刹寺院の仏像(写仏像)38体を安置。
1階には、子育て地蔵、ぼけ除け観音、知恵の文殊菩薩、普賢延命菩薩、縁結び薬師
厄除けはりつけ不動、御利益大黒天などが祀られています。

 

阿羅耶識院の次は、ハーモニカ横丁へ。

 

 

ハーモニカ(ハモニカ)横丁は、吉祥寺本町1丁目、吉祥寺駅北口にある商店街。
平和通り、ダイヤ街、武蔵通りに囲まれた位置にあり、東側から仲見世通り
中央通り、朝日通り、のれん小路、祥和会通りの5つの通りで構成され
細い路地の中に約100軒の商店や飲食店などが立ち並んでいます。
名前の由来は、狭い間口の商店が並ぶ様子が、ハーモニカの吹き口に似ていることから。
横丁のルーツは、戦後の「闇市」で、小さな商店が混沌と並ぶ様が
古き良き昭和時代を思い出させてくれます。

 

 

ハーモニカ横丁では、まず食べ歩きに最適な人気のお店を紹介。
その後、フリータイムを設けて、天音の「羽根つきたい菓子」やスーパーホットドッグなど

各々好きなものを召し上がっていただきました。

 

ハーモニカ横丁の次は、武蔵野市立吉祥寺美術館へ。

 

 

武蔵野市立吉祥寺美術館は、日常生活と文化・芸術を結び親しむ場として
武蔵野文化事業団によって平成14年2月に開設された美術館。
野田九浦の日本画をはじめ、油彩、版画、写真など約2,000点の作品を収蔵しており
「浜口陽三記念室」と「萩原英雄記念室」では、両作家の版画作品や関連資料を
常時展示しています。
また、企画展示室では、「青龍社の女性画家 小畠鼎子」展が
2月26日まで開催されています。

 

武蔵野市立吉祥寺美術館の次は、月窓寺へ。

 

 

月窓寺は、吉祥寺本町1丁目にある、雲洞山と号す曹洞宗系の単立寺院。
武蔵野八幡宮付近に集まる四軒寺(安養寺・光専寺・蓮乗寺・月窓寺)の一つです。
もともと四軒寺は、本郷元町にあった吉祥寺の門前にありましたが
明暦の大火(1657)で吉祥寺の門前町の住人が焼け出され
この地に移住させられたときに、四軒寺もあわせて移転。
吉祥寺村の開村にあたり、月窓寺は万治2年(1659)に開山されました。

 

月窓寺の次は、武蔵野八幡宮へ。

 

 

武蔵野八幡宮は、吉祥寺東町1丁目に鎮座する
誉田別尊・比賣大神・大帯比賣命をご祭神として祀る神社。
由緒は、延暦8年(789)に坂上田村麻呂が、宇佐神宮の八幡大神の分霊を祀って
水道橋付近に創建したといい、明暦の大火後、吉祥寺村が開村された際
寛文年間(1661~1673)に当地に移され、村の鎮守となりました。
境内は、ケヤキやクスノキなどの大木が生い茂る荘厳な空間で
社殿のほか、三島・出雲・大鳥・厳島・稲荷・須賀・疱瘡の七社を合祀した
境内社があります。

 

 

参拝後、境内で記念写真。

皆さん、撮影ご協力有難うございました。

 

武蔵野八幡宮の次は、リベストギャラリー創へ。

 

 

リベストギャラリー創は、吉祥寺東町1丁目にあるギャラリー・貸し画廊。
吉祥寺・三鷹・久我山などで不動産業を営む株式会社リベストのアート事業を担っている
ギャラリーで、油絵・水彩画・イラスト・彫刻・書道・陶芸といった様々な種類の作品を
週替わりで展示・販売しています。

今回は、2月8日まで開催している「直感的Art&Bagコラボ展 vol.4 in 吉祥寺」を

鑑賞させていただきました。

 

リベストギャラリー創の次は、吉祥寺の杜 宮本小路公園へ。

 

 

吉祥寺の杜 宮本小路公園は、吉祥寺東町1丁目にある、面積1,719㎡を有する市立公園。
もともと当地は、武蔵野の生き字引として知られていた宮崎勇さんの所有地で
彼の死後、武蔵野市が旧宮崎家の跡地を買い取り、「緑を楽しむ 交流の杜」を
基本コンセプトに、四季折々の緑や竹林と、子どもたちがのびのび遊べる
原っぱのある公園として整備し、平成26年4月に開園しました。
園内には、原っぱ、防災スツール、かまどベンチ、防火水槽、ソーラー灯、パーゴラ縁台
流れなどがあるほか、吉祥寺の成り立ちを解説したパネルも設置されています。

 

吉祥寺の杜 宮本小路公園を出た後は、吉祥寺駅に向かってぶらぶら。

 

 

途中、江口寿史さんが描いた力作の看板娘、吉祥寺公園の動物オブジェ
駅のそばで営業を続けている昭和レトロな銭湯「よろづ湯」をなどをチェックして
吉祥寺駅でお散歩は終了。

 

 

その後は、駅近くの居酒屋さんで懇親会。
この日は、新人さんも含め、ほとんどの方が打ち上げまでご参加。
自己紹介もして、みんなでわいわい盛り上がりましたo(^▽^)o

(お酒が飲めない方も多数ご参加。交流の輪がどんどん広がっています!)

 

ご参加くださいました皆様、長時間お付き合いいただき、誠に有難うございました。

 

それでは、次回の「第99回 板橋区役所前~王子散歩」もよろしくお願い致します。

 

東京お散歩教室

http://tokyo-osampo.com

 

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