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こんにちはマダムサトコです。 本日は 創世記15章11節から読んでいきましょう。

 

15 猛禽がそのシ体の上に降りてきたので アブラムはそれを追い払った。

 

 

猛禽というのはわしとか鷹とかハゲタカとかそういった、大きくて肉食の鳥類のような感じで考えますと、ここでわざわざ 猛禽が降りてきたと書くのはどういう意味があるのでしょうか。

 

私はこれは ”アブラムと神様との約束にそれを邪魔しようとする 邪魔者が来た”というように読んでいます。 人間と神様との約束というのは目には見えないものですから、それを聞く私たちの側に 心の弱さがあるとそれらはすぐに ブレてしまう。すぐに他のところに行ってしまう。 すぐに悪いものに食べられる 捕まえる 侵食されてしまう。ということをここで示しています。

 

そして アブラムはそれらを追い払ったとありますので、ここではアブラハムが神様との約束を信じ 多くの「アブラハムが神様を見る目から背けようとするものを追い払った」というような感じで私は読んでいます。

 

12節 日が沈みかかった頃 深い眠りがアブラムを襲った。 そして見よ ひどい 暗黒の恐怖が彼を襲った。

 

 

このシーンは特には書いてないんですけれども、私としては アブラムが様々な悪の誘惑と必死に 戦っていたというような絵が浮かびます。 なんせ 神様は80歳のアブラムに 「今から子供を与える。 そしてその子供が世界中で多く生まれていく」という約束を与えてくださいましたけれども、 人間としては「80歳だしな~~~」という気持ちはすごくあったんじゃないでしょうか。

 

それでもその自分の気持ちを押し殺して ”神様の約束がどうであるか”ということを 最善に考えても もしかしたら 様々な葛藤というのは心の中にあったかもしれません。
 

13節 そこで アブラムに仰せがあった 「あなたはこのことをよく知っていなさい。 あなたの子孫は自分たちのものでない国で 居住者となり 彼らは奴隷とされ 400年の間 苦しめられよう。

 

 

これはまず神様がアブラハムに子供を与えまたその子孫が 星の数ほど増えるのに、自分たちのものでない国で外国人となり つまり国のない状態で いつまでもあの人は何々人だと言われる状況となり、 彼らは奴隷とされると。

 

奴隷というのは 日本語のイメージの奴隷と違って ”人に使われる”という意味で考えてください。自分の国というこの国とは比喩であり今の言葉で言えば自分の会社を持つとか自分で自分の仕事を作るということをせず、 人のところで働いて人のすることを手伝うだけの立場という意味で考えるとこの奴隷というのは すっきり 考えられるかと思います。

 

そして 400年 苦しめられようとあります。 この400年の4というのは 聖書の数字の秘密のビデオ これですね

 

 

 

 

 

でご紹介しました通り 神様の数字ですので この400年 苦しめられようという言葉は神様が何かしらのご計画があって400と示しておられるということが分かります。

 

そしてこの箇所は アブラムだけでなく 現代まで続く ユダヤ人の生活スタイルも 彷彿させると私は思っています。

 

14節 しかし彼らの使えるその国民を私が さばき その後彼らは多くの財産を持ってそこから出てくることになる。

 

 

これは神様が アブラムに話したこの時点では何のことか全く分かりませんけれども、 今私たちが 聖書の話として言うのであれば 出エジプト記 のことですね。

 

80歳のアブラムに子供を与えてその子供が 星の数ほど増えるのに、その後 様々な苦労をすることになると予言しておられます。

 

15節 あなた自身は平安のうちに あなたの先祖のもとに行き長寿を全うして 葬られよう。

 

 

アブラムから生まれた子孫たちは外国で居住者となり苦難を受けるけども、アブラム 自身は平安のうちに その長寿を全うする。 これも 子供や子 孫を持つものとしてはちょっと微妙だなと思うような予言 ですよね。

 

自分は平穏のうちに長寿を全うするのに 子孫はねと言われると微妙だなと思いますけれども、 まあそれはさておき 次へ読んでいきましょう。

 

16節 そして 4代目 の 者 たち が ここに戻ってくる それはエモリ人の咎がその時までに満ちることはないからである。

 

 

実際 400年 時が経つと なると 4代 どころか 12代ぐらい必要だと思うんですけれども、ここでは 人生100年で考えているんでしょうかね 4代目となっています。
 

その当時の本当に人間が今で言う100年生きたのか、 その当時のカレンダーが今と違っていたのか それは私には分かりません。

 

 

本日は アブラハムが神様に「80歳になって子供をあげるよ そしてその子供は星の数ほど増えるよ」 と言われている言葉に信仰の戦い、アブラハムが心底 神様を信じるかどうかという 瀬戸際で、また神様が色々語っておられるというシーンです。

 

日本などではアメリカの某電子機器メーカーが高額な新製品を出した時に買うか買わないかの論争が起き「何々信者は信仰を試されてるな」と揶揄表現をしたりしますけども、この時のアブラハムはまさに信仰を問われていると思っています。

 

そしてその進行は様々な形で揺さぶりをかけられたんですけれども、 「あなた自身は長寿を全うする」 という言葉が最後に書いてあるのは、これは「神様が言ったことを全部信じよ」 という 示しまた「言ってることを全て信じればあなたの長寿は全うする」というように言っているようにも聞こえます。

 

まあ一言で言いますと つまり 「神様を信じよ」という信仰の試みです。

 

今日は全体的に微妙な感じの章ではありますけれども、この中でも 14節 は私たちの希望になるんじゃないかと思います。

 

 

私たちをひどく酷使する、ここでは奴隷という表現が書いてありますけれども、その人たちは神様が さばき そして 多くの財産を与えられてそこから出てくるようになる、が非常に気になります。

 

現代ではブラック企業という言葉がありますね。 ブラック企業の定義については 私がお話しする必要はないと思いますけれども、そういった働き方をさせている人たちにも主が必ず鉄槌を下し、そしてその労働に見合ったものを多く与えてくださる、そしてそこから完全に抜け出すことができる。 このようにもこの箇所は読むことができるかもしれません。

 

日本語ですと因果応報です とかおてんとうさまが見ているとか、人にひどいことをした人たちは必ず主の鉄槌が下り そこで苦しんでる人たちは 十分な 報酬を得て その世界とはおさらばできる、というやつですね。

 

今日の箇所は聖書が実は現代の私たちにも密接につながっている ささやかな証拠かもしれませんね。

 

それでは今日はここまでです。 ご視聴 誠にありがとうございました。

 

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