おはこんばんちわ
 
 
今までの金融系のコラムシリーズでは、
概念的な話、つまり実際に動き出すために必要な知識は
あまり語ってきませんでした。
資産運用における大枠を話してきたつもりです。
 
 
今回は、今までの記事と違って、
具体的な金融商品を取り上げて、
その個人的な、あくまで「個人的な」
 
個人的な評価について記事にしようと思います。
 
 
 
 
ここから先はiDeCoについてある程度分かっているものとしてお話を進めていきますので、
そもそもiDeCoってなんやろな?と思った方は下の記事を読んでおいてください。
三旬歩の過去の記事になります。
 
 
 
さて、本題。
iDeCoの最大のメリットは節税でした。
 
一般のサラリーマンであれば、
年間最大144,000円の掛け金に対して
所得税が控除されます。
 
つまり144,000円×所得税率分がiDeCoを始めた時点で利益確定です。
 
 
そのうえで、より資産形成を望むのであれば、
どの商品にどのくらい掛け金を分配するかは「自分で」決めなければなりません。
 
 
その商品は実は証券会社によってバラバラだったりします。
もちろん共通のものもあります。
 
今回、職場の後輩がiDeCoの商品の選定に迷っていたので、
三旬歩も精査してみました。
 
ちなみに、
三旬歩は楽天証券でiDeCoをやっているので、
SBi証券では実際投資していませんので、

それぞれのファンドの成績までは目論見書の範囲でしかわかりませんので、
それぞれの概要を評価しようと思います。
 
 
SBI証券には、2020220日現在、
67本の投資商品があるようです。

その中で、
29本がすでに除外が決まっているようですので、
残りの38本について評価したいと思います。
 
んが!!
それでも多いので少し減らします。
 
減らす基準は信託報酬と
購入手数料、売却手数料です。
 
購入手数料と売却手数料がかかるものに関しては即除外です。
投資対象になりません()
 
さらに、信託報酬が1%を超えるものも投資対象にならないため評価対象外です。
 

これで26本に絞られました()
 
 
ここからセグメント毎に分けて評価したいと思います。
それぞれの商品の呼称は三旬歩が勝手に略しましたが、他の商品と明らかに見分けられるように呼称しているつもりです。
忖度してください()
 

あ、それから以下のことを了承できない人は参考にしないでくださいね!

【くれぐれも投資は自己責任で!
三旬歩は一切の責任
                        を負いません!!】
 
 

前置きが長くなりましたね。
では、いきましょう!
 
 
 
まず、国内株式部門。
評価するのは、SBI TOPIX100、野村日経400、三井住友DCつみたてNISADCニッセイ日経2254本です。
 
SBI TOPIX 100
純資産総額62億円、信託報酬0.2592%です。
電子機器セグメントに16.4%、輸送用機器に10.8%、情報通信業8.6%と比較的機械系に偏重しています。
シクリカル銘柄が少し多めのような印象です。
 
野村日経400
純資産総額6億円強、信託報酬は0.275%です。
こちらも電気機器15.1%と化学7.3%とシクリカル多めの印象です。
情報通信や医薬品にも各7%くらいの比率はあるので、
一定のディフェンシブもあるようです。
SBI TOPIXよりかはディフェンシブより?
 
三井住友DCつみたてNISA
純資産総額242億円、信託報酬は0.1728%です。
組み入れ上位はセグメント別は目論見書にはありませんが、
トヨタ自動車3.27%、ソフトバンク1.86%、ソニー1.67%、三菱UFJ FG1.53%、日本電信電話1.48%、武田薬品工業1.47%など
電子機器、輸送用機器、銀行業、通信業、医薬品と比較的バランスよく投資されている印象です。
三旬歩も楽天証券で買っている日本株インデックスファンドになります。
(楽天証券のHPだと純資産額324億円となっているので目論見書とだいぶ異なりますね)
 
最後はDCニッセイ日経225
純資産総額43億円、信託報酬は0.1859%です。
電気機器18.1%は他の商品と似ていますが、
異なるのは小売業に13.9%、しかもファーストリテイリングに10.6%も偏重していることです。
ファーストリテイリングは株価6万円弱と超大型株ですが、
さすがにこれは1銘柄に偏重しすぎていると感じます。
 
 
よって日本株に投資するファンドとしては三井住友DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド1択となります()
 
 
 
次に日本債券部門。
 
残念ながら三菱UFJ国内債券インデックスファンドしかありません。
純資産総額361億円、信託報酬は0.132%です。
日本国債の2年ものから10年ものを幅広く80%。
その他に地方債や社債を組み入れています。
 
信託報酬も低いし投資先としては問題ないでしょう。買いです。
 
国内REITや純金、海外REITSBI証券では1本ずつしかないため、
そちらに資金を分散したいなら選択肢はありませんね()
 
 
 
次に海外株式です。
 
EXE-iは先進国も新興国も純資産総額1億円程度、信託報酬はどちらも0.253%です。

EXE-i先進国は米国株に60%、
欧米などに30%、アジアに10%。
それぞれ単独のETFに全額行っているようです。

EXE-i新興国は90%をシュワブなんたらETFに突っ込んでいるみたいです。
ほぼETFを買っているだけ、という手抜き?ファンドです()

買う価値なし、というかそのETFの組み入れ比率などを検索しなければなりません。
二度手間ですね()
 
iFreeNYダウ
純資産総額124億円、信託報酬は0.2475%です。
資本財サービス20%、情報技術19.1%、金融14,7%、ヘルスケア11.4%、生活必需品8.7%と少しディフェンシブより?な印象。
NYダウ工業株価平均に連動するインデックスファンドです。
もともとNYダウが30銘柄強で構成されているので、
あまり分散効果はないですよね。
 
三菱UFJ新興国株
純資産総額188億円、信託報酬は0.374%です。
香港や韓国、台湾、インドなどに投資しているファンドです。
三旬歩はあまり新興国には詳しくないので評価できず・・・。
新興国にも分散したいなら・・・という感じでしょうか。
 
DCニッセイ外国株式インデックス
純資産総額220億円、信託報酬は0.154%です。
米国株を66%も組み入れており、実質米国株インデックスの様相()
20%弱で欧米株も組み入れています。
といっても、組み入れ上位銘柄はマイクロソフト、アップル、アマゾン、フェイスブックとアメリカの名だたる企業です()
 
 
外国株で三旬歩のオススメはDCニッセイ外国株式インデックスですかね。
現状三旬歩の投資方針の「アメリカに乗っかる」に合っているだけかもしれません()
 
 
 
次は海外債券
SBIでは野村外国債券と三菱UFJ新興国債券の二択となります。
それぞれが特徴があり、野村外国債券は主にアメリカの債券、三菱UFJ新興国債券はブラジルやインド、メキシコの国債で30%を占めています。
先進国債券にするか新興国債券にするかの二択ということですね。
 
三旬歩は当然先進国債券です。
債券は国の信用度によって格付けがされているわけですが、
新興国より先進国のほうが格付けが一般的には上なので、
債券で安心感を買うなら先進国しか選択できないのは三旬歩だけでしょうか?
 
 
 
あとは、複合部門ですが、
内外株式部門はひふみ年金とEXE-iグローバルの二択。
といっても、ひふみ年金は85%が日本株式なので、
内外株式といっても国内株式にかなり偏重しているようです。
EXE-iは例によってバンガード社のETFに投資しているだけ。
 
内外株式部門では三旬歩は投資対象はないと思います。
 
 
最後は内外資産複合部門。
それぞれがいい味だしているので、個々で見ていきますが、
 
SBI資産設計オープンは株式40%、債券40%、リート20%でそれぞれ国内・海外に分散しているようです。信託報酬は0.748%と少し高いです。
 
DCインデックスバランスは株式の比率によって株式20406080と別れています。
全て信託報酬は0.154%で同じです。内外株式にも分散しています。
分散比率はお好みで、ということになるでしょうか。
ネクスト10は国内株式・債券、先進国株式・債券、新興国株式・債券に内外REITを加えた8資産に分散投資しているもの。信託報酬は0.88%と高めです。
また、8バランスですが、債券を約50%組み入れており、少し債券よりのファンドです。
 
iFree88バランスですが、こちらは8資産をほぼ均等に組み入れています。
信託報酬も0.242%と低めなので、他がよく分からなければこれに100%振り分けてもいいかもしれません()
 
 
 
まとめです。
 
三旬歩が「もし」「仮に」「万が一」SBI証券でiDeCoをするなら、

・三井住友DCつみたてNISA(国内株式)20
・三菱UFJ国内債券(国内債券)20
・DCニッセイ外国株式(海外株式)20
・野村外国債券インデックス(海外債券)20
・DCニッセイJ-REIT(国内リート)5
・三井住友DC外国リート(海外リート)5
 
かな。
 
もし新興国を入れたければ
それぞれ15%ずつに減らして
・三菱UFJ新興国株式に10%
・三菱UFJ新興国債券に10%ですかね。

もしくは
iFree8 100()
 
 
 
こんなところでいかがでしょうか。
 
三旬歩の独断と偏見による評価なので、
くれぐれも投資は自己責任でお願いしますね!!
 
 
 

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《階段チャレンジ》
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=内訳=
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  その他:42段

累計の階段:13,784+137=13,921段/10万段(13.92%)
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