おはこんばんちわ
 
 
保険の種類篇最終項は学資保険篇です。

結婚し、子供ができるとまず上がってくる話題でもありますが、
実際学資保険とはどういうものか解説します。
 
 
学資保険は、将来必要となる資金を確保するための保険です。
 
毎月一定額を払い込み、事前に決めたタイミングで満期学資金として受け取ります。

通常、払い込んだ保険料の総額よりも満期学資金のほうが多くなります。
この率を返戻率といい、100%を越えていると満期学資金のほうが多いということになります。
 
 
学資保険は貯蓄性がウリですが、
保険料支払い者(通常は保護者)が万が一のときには、
払込が免除された上に、満期学資金は満額支払われるという保障付きです。
 
ものによっては医療保険や損害保険が特約でついているものもありますので、
他に契約している医療保険等がなければ兼ねてみるのも一つの手かもしれません。
 
ただし、その特約は満期には保障が終了する可能性もあるので、
契約時にしっかり確認する必要がありそうです。
 
 
そして、学資保険においては、返戻率をいかに上げるかということが重要になってきます。

一般に払込終了年限を早くに設定することで返戻率を上げるだけでなく、
実際に、教育費として必要になる前に払込終了にすることによって、
余裕があるうちに備えが出来るというメリットがあります。
 
もちろん1回あたりの保険料は上がりますが、余裕があるときに積み立てるイメージです。


さらに、月払いが主流ですが、半年払いや年払いにするとより返戻率が上がります。
満期学資金は変わりませんが、年単位で払い込む保険料が安くなることで返戻率が上がります。

つまり、月払い×12より年払いの方が保険料が安く済むのです。
ただ、年払いだと1回に支払う金額が月払いの12倍に近い金額なので、
経済的に負担になる場合にはあきらめた方がよさそうです。
 
 
加入するタイミングですが、
三旬歩は早ければ早い方がいいと思っています。
 
子供が小さいときはそれほど教育費は必要ありませんが、
大きくなってくると徐々に教育費が多く必要になってきます。
給料がそんなにアップしないという前提なら尚更早くに払い終えてしまった方が楽だと思います。
 

また、学資保険は契約者の年齢が関係しており、
高齢であればあるほど、途中で万が一が起き、
払い込み免除になる可能性が高くなるので、
一般に保険料が高く設定されています。
 
保険会社としては、当然払込免除は避けたいわけで、
そのリスクが高い場合には保険料を上げることで対応してきます。
 
そういう意味でも早くに加入すべきと考えます。
 
 
リスクとしては、万が一に該当しない理由で払い込みが出来なくなり途中解約する場合で、
大抵の場合、満期までに解約した場合には返戻率が100%を切ります。
そのため、自分の払込能力以上の契約をしないことが重要です。
 
 
 
 
さて次回は、保険の種類シリーズ最終項です。
ここまで紹介してきた保険のうち、どれを契約すればいいか、
ざっくりとした組み合わせをご紹介しようかと思います。
乞うご期待♪
 


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こちらから全記事をどうぞ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~