おはこんばんちわ
投資の知識シリーズ第2弾は、今流行りのNISAです。
(ひと昔前のような気もするが・・・)
前回の記事で
株やFxで得た利益には、所得税他20.315%の税金がかかる、ということを解説しました。
NISAとはなにか。
正式名称は少額上場株式等に係る配当所得及び譲渡所得等の非課税措置
通称「少額投資非課税制度」です。
由来はイギリスの個人貯蓄口座のどーのこーの書かれていますが、三旬歩は興味ありません。
要は中身です(笑)
非課税制度なので、名の通り税金がかかりません。
ただし!!
少額なのでこれも名の通り上限枠が決まっています。
まとめるとこんな感じ。
年間120万円(NISA開始当初は100万だった)を上限に、
譲渡益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)にかかる20.315%の申告分離課税を0%にします。
という制度です。
一見とてもいい制度のように感じます。
一見ね。
株や投資信託が対象になるんですが、
頻繁に売買する人にはいい制度かもしれません。
大きなキャピタルゲインに対しても非課税というのは短期投資にはもってこいです。
しかし、5年間しか非課税にならないのです。
三旬歩のように、将来にわたってインカムゲインで生活できるように目指している個人投資家にとってはこの5年という期間がネックになっています。
5年経ったら、決済するかロールオーバーという手続きが必要になります。
そして、年間120万円というのが少し注意が必要です。
120万円の投資合計額まで非課税というわけではなく、
10万円を12回売買しても120万円の枠がすべて消費されてしまいます。
そして、さらに注意!
損益通算ができません。
これについては投資の知識④(確定申告篇)でお話するつもりですが、これが結構痛い!
要はNISAで出した損失は他で補填できない、ということです。
先のトリッキーな取引はこれに基づいた戦略でした。
この先記事にするいろいろな制度については、ネットにはいろいろおいしい話がたくさん載っていますが、
一方で注意すべき点についてはほとんど記載されていません。
(厳密には記載されているのですが、規約の下の方に小さく書かれているといった程度)
それについても、本ブログでは書いていこうと思いますので、ご参考にどうぞ。