「BLACK MAGIC VOODOO CAFE」勝手にしやがれ | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)-blackmagic


「タイガー、ドライバーを打ち始める」
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/sports/golf/?1231916362

三沢の話かと思ったよ。
'91かな?


さて、俺に断りもなくどんどん遠くに行ってしまう正月休み、
今更その頃の事を語るのはどうかとは思うが、
Dynamite!の件は触れねばなるまい。

戦前は目玉がないと皆の期待値も低めだった今大会、
しかし終わってみれば、
過去の大晦日興行の中でもかなり上位にランクされる
良質興行だったのでは。

今大会で目立ったのがアップセットの連続、
それも畑違いが本職を倒してしまう試合が量産された。

坂口兄VSオロゴン弟は置いておいて、
問題はK-1勢が挙って負けた試合。
これを見て、K-1弱い、PRIDE最強!
と見る人も多いようだが、
そんな単純な話でも無いはず。

K-1VSMMAという異種格闘技が
大晦日に多く行われる理由は、
勿論そのお祭り感を期待するものでもあるのだが、
もう一つはKOが出やすいという事。

見栄えのするKOマッチはそのまま視聴率に繋がる。
試合が途中で終わるKOマッチは時間短縮になり、
より多くの試合を放映出来る、
つまり視聴率に繋がる。

今までは、この図式で言えば、
K-1ルールではK-1勢が勝ち、
MMAルールではPRIDE(HERO'S)勢が勝ってきた。
当たり前だ。

だが今回は違った。
負けた選手は、
武田、武蔵、バダの三人。

ここに何か怪しいものを感じる。
所謂、谷川黒魔術。

例えば川尻は元々魔裟斗との対戦を
オファーされていたらしい。
この試合は魔裟斗側が断り消えたのだが、
それならいっそのこと、
MMA側を勝たせてやろうとしたのではないか、
と勘ぐりたくなる。

強者としての実績、
強者としての幻想、
反面、隻眼、弱くなった顎、
敢えて今武田幸三を選ぶ理由を考えるとすれば、
それしか思いつかない。


バダ・ハリも基本的に顎が弱く、
体も細く、アップセットが起こりやすい選手。
一気に押されると脆く崩れてしまう。
ましてや、GPでダウンも奪われており、
ダメージが残っていたことも考えられる。

それにしてもアリスターは筋肉付けすぎじゃないか。
勿論それ故パワーで押せたんだろうけど、
あまりの変わりっぷりにビビった。


武蔵は前までは余所の人を倒すのは
得意だったはずなんだけどね。
打たせて捌いてロー利かせてミドル、みたいな。
もう、最初の打たせる段階で
肉体的に我慢出来なくなってんじゃないか。
もしくは、今のMMAの打撃レベルを知らなかったのか。


何れにせよ、
この流れは決して間違いでは無いと思う。
今までの大晦日の流れは、
K-1選手がMMAに挑戦して、大体負けて、
「でも、俺K-1の人だから」
という言い訳が成り立った。
しかし、今回は何の言い訳も立たない。

もしこの戦果で、K-1選手もしくはファンが
少しでもイラッとしたのなら、
このマッチメイクは大成功だと言える。

格闘技におけるイライラは、
未来へくべる薪なのだ。
決して今だけを見てはいけない。


ガチな試合がアップセットによって、
ドラマ性を帯びれば、
試合前から、いや、
十何年も前からドラマを紡いでおきながら、
遂に魅せるプロレスにはならなかった
桜庭VS田村。

冷静に残酷に桜庭の顔面にパウンドを落とす田村。
あれが「桜庭と自分じゃないと出来ない戦い」だったのか。

中村大介VS所英男の美しき回転体。
あれを見て田村はどう思ったんだろう。

考えてみれば、田村は所に対しても
「潰す」戦い方をしている。
田村にとってのUWFって何なんだろう。
キックレガースだけの事なんだろうか。

終盤、田村は手をゆるめる。
攻めあぐねているようにも見えるが、
強引に決めようと思えば、決められたはず。

非情な真剣勝負、そこから生まれる躊躇、膠着。
これがUWFの最終回だったのなら、
確かにあれは終着点、行き止まりだったような気もする。


でもなぁ、中村VS所は明らかに新時代のUWFだったんだよなぁ。
Uは死んでない!
いや、生まれ変わったのだ!
そうでも思わんと、この先格闘技なんか観てらんねぇですよ。


谷川黒魔術、勝手にしやがれ!
って事で、勝手にしやがれのBLACK MAGIC VOODOO VAFE。
勝手のアルバムって意外に聴き辛かったりするのが多いけど、
これはコラボシリーズやタイアップもんが入ってたりして、聴きやすい。