「Disastro」Sonny J | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。



所負けたー。
山本篤強かったけど、
KIDと同型が一人増えてもなぁ。
今後KRAZY BEEがグレイシー家的な存在になるのかな。
次は今成か、前田吉朗、もしくはリトアニア勢辺りを
ぶつけてほしい。
そして所英男、もう一丁!

隠し切れないミルコの劣化。
アリスターのパワーがあるのは分かるが、
昔ならあのくらい簡単に突き放して、
左ハイで終了、だったのに。

船木ミノワマンは完全に初期パンクラスのカバー。
足関の掛け合い、そして秒殺。
最近の若い子ならすぐに突き放して立つか、
上取って殴るところ。
美しい試合ではあったけど、
PRIDEから格闘技を観た世代には、
全く意味不明な試合だっただろう。

ジミー・アンブリッツ最高。
筋肉付け過ぎて何にも出来ない、
変に頑丈なんでダウン出来ず
仕方なく殴られながら立ったままタップ!
レギュラー参戦希望!!


ここんとこチョコチョコ出掛けてたり
作業してたりするんで、
ブログ更新がままならない。
折角コミュも出来たと云うのに申し訳ない。

と云う訳で、慌てる様に映画感想のコーナーへ。


後藤ひろひとの芝居は、
テレビで2本程観たが、
この人の脚本力は尋常じゃない。
2本だけで判断するのは早計かもしれないが、
日本でもトップレベルの
ストーリーテラーかもしれないとさえ思う。

そんな後藤さんのシナリオが、
映画化されたというので、
「パコと魔法の絵本」を観て来た。

以下にはその感想を書くので、
まだ観ておらず、これから観る気マンマンの人、
お前がこのブログを読むというだけで腹が立つ!


取り敢えずボロボロ泣いてしまった。
後半はずっとチョロチョロ涙腺が緩んでる状態。
まぁ、泣くことは既に予告編を観た時点で分かっていた。

じゃあ俺はこの映画に心から感動したのかと言われれば
それは少し違う。
この映画による「泣かし」は、
人間の生理を巧みに突き、
「泣き」の脊髄反射のツボをズボリと圧す、
非常に計算されたもので、
映画のストーリーや人物への共感・同情の気持ちは薄い。

(希望を芝居に見出す展開にグッと来ないではないが、
 それは中島さんの気持ちというより、
 原作者のものだろう)

否が応にも一人の人生を追体験させられる
「嫌われ松子」とは映画の意味が違う。

ファンタジックな脚本に、
ファンタジックな演出、
その構造に捻りは無く、
今作はどちらかというと、
中島哲也の技術を充分堪能するための映画、
素直に笑い泣くためだけの映画、
という気がする。

例えば、中島節とも言えるあのおもちゃ箱演出も、
「松子」においては、
ストーリーの陰惨さを和らげ、
また逆説的に残酷さを強調させるためのもの、
と見えたが、
今回のそれは、非現実なまさに絵本の世界を
ファンタジックに構築するために使われる。

ただ、CGの意味は「松子」と似ている。
どちらも現世から浮遊しそうになっている主人公の
他の者には観えない本人だけの視覚として在る。
幻視と言ってしまっても良いのだろうか、
幻想的で有り得ない世界だが、
それは全て彼女らにとってだけの現実。

原色で彩り、CGを多用し、
反則技であるはずのカメラ目線もOK、
カットを短く割っていく手法は、
ポップで刺激的で如何にも現代的。

ポップで刺激的で現代的、
と云う事は、同じ事を繰り返せば、
すぐに飽きられる可能性も高い訳で、
次回作こそ中島哲也監督の正念場であろう。
クリエイターは大変だ。

ネットでの評価を覗くと、
役者の演技が非常に褒められている。
確かに皆上手ではあったが、
この中島演出は役者の粗が一番見えにくい方法であり、
これをもって妻夫木や加瀬亮の
演技が上手いと評価する事は出来ない。

その中でも、舞台版でも出ていたらしい山内圭哉の巧さと
土屋アンナの柄の悪さが光る。
山内さんはこれを機に、
映画にもどんどん出てくれないものか。


中島作品のように、
何やらジャケが楽しそうだ、
と云うだけで、Sonny J。

FM802聴いて耳に引っ掛かり、
少し気になったんで、
メタリカ新譜買いにいったついでに、
6,000円補助CD
(タワレコで6,000円以上買うと200ポイント加算のため)
として購入。

ジャケ同様、非常に楽しい一枚だが、途中で少しだれる。
FATBOYSLIMにはまだまだ至らない。

裏ジャケに「Made in EU」とあり少し驚く。
そうか、EUで作ってるのか。
単位がでかい。