「C・O・S・M・E」THE BACILLUS BRAINS | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

cosme


消費者がやかましいので、だと!?
何この野郎、ふざけやがって馬鹿野郎、
農水相だか何だか知らねぇが、
あんまり消費者なめてんじゃねぇぞ!!
このバカ太田!!
てねぇなんざ、クビだクビ!!
うぎゃーー!!!
わー!わー!!

……、ハッ!!
やかましい消費者って俺の事だったのか……。


それはさておき、
ようやくライジングサンの感想書くよ!!

「ほくほく北海道!!さんさんライジング!!
 MZD216、北海道ぐるり旅」(RISINGSUN初日編)

8/15(金)

早朝8時頃、ホテルのビュッフェで腹ごしらえ。
その後9時頃、バスで一路石狩へ。

1時間程で到着。
入場列に並んでいる時から、
少し雨がぱらつく。
入場のSEで突如流れた「世界の終わり」に燃える。

後日ネットで色々読むに、
この入場に問題があるとか無いとか。
我々は、比較的スムーズに入場出来た。

取り敢えず、例年のように基地敷設に着工
(ビニールシートを敷くだけ)。
ライブは一番早くても3時から、
それまでに以前と少し変わった会場内を散策。

サンステージでは、
くるりがサウンドチェック代わりに一曲。

B.U.Pはフラカンを観にグリーンオアシスへ。
俺はサンステージに残り、
最初のアーティストにくるりを選択。

初っ端からワンダーフォーゲル。
くるりの音楽には雨模様がよく似合う。
雨脚が強くなり、岸田はそれを肯定するようなMC。
客はいいともよろしく、エーと否定的な声をあげる。

「そういう方が思い出に残るねんて。
 ビシャビシャグショグショになって。
 みんなもグショグショ好きやろ?」

確かにグショグショは好きだ。
カラカラだと、
俺が悪いのかな?とか思っちゃうもんな。

噂に聞いていた通り、
キーボードに三柴江戸蔵が。
あ、曽我部、BRAHMAN一派以外に、
エディが居たね、RIJ、RSRどっちも出てる人。
まだ筋少にもエディ出てるよね?

前述のグショグショMCに繋げて、
「ばらの花」。
エディがあのイントロを弾くとは、感慨深い。

ラストは「東京」。
この曲は相変わらず俺の涙腺を突く。
雨空とエディという最強の布陣に因るくるりのライブ終了。


急いでグリーンオアシスに渡る。
俺もフラカンは観たい。

既に「この胸の中だけ」のMCの所、
ライブも佳境の様子。
ここから「深夜高速」「東京タワー」の、
怒濤のコンボを決める。
30代も半ばを迎えると、
こういう多少うざったい曲がやけに沁みる。

どういう話の流れだっけか、
10年後みたいな話になって、
グレートの
「何お前、就職考えてんの?
 もう無いよ!
 バンドやってる or DIEだよ!」
の一言がグッと来る。

ラストは当然「真冬の盆踊り」。
おどれおどれ。
俺はここまで踊りに来たのだ。


ここから観たいものが特に無く。
飯喰ったり、ピロウズ眺めたり。
山中サワオのMC、
「ライジングサンが一番。
 やっぱりあっちよりこっちだよな」
あーあ、言うてもた。


レッドスターフィールドまで移動。
RIJ vs RSR問題で、一躍ヒーロー扱いされた
曽我部恵一ランデヴーバンド。
ランデヴーの方は音源聴いてないんで、
正直どんなもんか不安もあったのだが、
実際、素晴らしいステージ。

「どうも曽我部恵一バンドです!」
「どうも曽我部恵一ランデヴーバンドです!」
言い直した。

ソカバンよりメロウでアダルトでソウルフル。
「テレフォンラブ」や「LOVE SICK」など、
ソカバンでもお馴染みの曲もやるし、
サニーデイ再結成を前に「魔法」もやっていた。
(テレフォンラブの寸劇も短縮バージョンで披露)

ハイライトは「君といつまでも」。
こういうシンプルなスタンダードナンバーは、
本当に歌が上手くないと歌えない。
藤原組の石川雄規みたいな風体のクセして、
この人は実に説得力のある歌を唄う。

ホントなら、途中で抜けて
THE BACILLUS BRAINSに行く予定だったが、
あまりに曽我部が良いので、
結局最後まで観てしまう。


と云う訳で終わり次第、急いでグリーンオアシスへ。
THE BACILLUS BRAINS、
かなり悪い悪いとは聞いていたが、
その極悪なムードは、
ステージのかなり手前で既に漂ってくる。

黒に白抜きでバンド名が書かれた
ドでかい旗がフロアで2、3振られている。
振っている奴がまた、無茶苦茶悪そう!
雰囲気は既にライブというより不法集会!
最前列近くで暴れてる奴ら以外の客は、
ポカーンと観てる感じ。

矢口壹琅を彷彿とさせる桜田のボーカルは、
轟音過ぎて何言ってんのか全く判別不能だが、
とにかくこの人が凄く悪いと云う事だけはビンビン伝わる。

BJC、TMGE組の兄さん達も大人になり、
ギターウルフも休止中の昨今、
不良としての不良のためのロックが殆ど見当たらない。
勿論地下には一杯いるんだろうが。
そんな中で、彼等の存在は貴重。

パフュームがロックフェスに参加し、
ヤンキーがHIPHOPに流れる今の世に於いて、
あくまで不良に軸足を置いてロックする彼等はカッコいい。
言わば、必要悪。

KICK BOY FACEDに比べれば、
バンド名も変わり、
随分洗練された趣きの新譜「C・O・S・M・E」だが、
それでも充分現代の中では刺激的。
空山基ジャケットもキマってるネ!


今日のRSRレポはここまで。
続きのロックは次回ロールしていくぜ!!