「2254 universal ep」BACK DROP BOMB | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

bdb


昨日は、粋なウタさんの計らいで、
セッションパーティがあったのさ。
旧年中もいつだか申し上げたが、
セッションはホント楽しい。
今年の課題は、キーボード技術の向上だな。

ジャムセッションと言えば、
大晦日一発目に観たアーティストが、
正にそんなバンドだった。

「年忘れ!?ぶらり関東聴きある記」

12/31

SPECIAL OTHERS。
昨年、良いんだか悪いんだかの、
ちっちゃな物議を醸したスペアザ、
ようやく生でその真偽を測る。

実際観た印象は決して悪くなかった。
相当の手練たちがせーので音を鳴らすんだから、
悪い訳は無い。
やはり生は迫力が違う。
でも、ジャムバンド、と言う言葉から想像する程、
グチャグチャにジャムな訳でも無いのね。

良いとは思いつつ、
2曲程で移動。


EARTH STAGEに移り、
程なくお馴染みのツェッペリン、
モニター一杯に「前説」の文字が映される中、
渋谷陽一登場。
相変わらず覚束ない喋りで、特に心に残る話も無く、
最初のバンドを呼び込む。

B.U.Pの意向でここ数年やたら観る機会の多い、
そして、実は今テレビで一番耳にする事が多い(ジングルなどで)、
ポリシックス。

もう散々彼等に関しては語ってきたので、
今更特別言うべき事は無いのだが、
この数年の間にも、
確実に客を増やし、客層を広げ、
海外でのライブも頻繁に行い、
この最大のステージを立派に務めるまでになった。
彼等の特別なファンと云う訳ではないが、何とも感慨深い。

若者層への人気の現れだろう、
客を観てもコスプレ客が異常に多い。
(因みに、会場内で見たのだが、
 彼等は普通にお互い「トイス」で挨拶する。ビックリだ。)

もしかすると今年の楽曲次第では、
ビークルやエルレ等のレベルにまで人気は達するかもしれない。
それは一方で嬉しいし、一方では悲しいが、
彼等の音楽が広がる事は邦楽ロック界にとって良い事だと思う。


特に観るべきものが見当たらなかったので、
HALCALIを覗く。
場内超満員。
ちゃんと観られるような状況でも無かったのだが、
どっちにしろ生で観なければならない理由は見つからない。
でも、「日曜日よりの使者」をサンプリングした曲は好き。


ちょろっとBACK DROP BOMB。
もっとヘヴィなバンドだと思ってたのだが、
意外にポップというかメロディアスというか。
ボーカルも声が出てて悪くないが、
HIPHOP色が強いよく分からない見た目にはなかなか乗れない。


今フェスの裏メイン、岡林信康。
まぁ神様のやることだから、
普通に懐メロをやってくれるとは思ってなかったが、
ここまで客の期待を無視するとは逆に清々しい。

三味線やら和太鼓やら韓国の太鼓やら
色んな民族楽器を周りに配して、
民謡、音頭、とにかくプリミティブ過ぎる音楽を、
10代20代の平成っ子にぶち撒ける。

「他所でやってる雑音とはリズムが違います。
 前ノリの音頭です」

口悪くいらん事も言いながら拍手を促し、
日本人がDNAレベルで持つリズムを強要する。
さっき同じ場所にHALCALIが居た事を思えば、
信じられないような光景。
いや、実に楽しかったのだが、
彼を呼んだ主催者側の狙いは何だったんだろう。


最後の方だけDOPING PANDA。
だが、疲れて座り込んで寝てしまう。
終わって人波にさらわれる前に出る。


何となく入った岡林後のMOON STAGE、
頗るカッコいい音が耳をつんざく。
名はunkie、
三人組のインストバンド。
中でも綺麗な女性のベースが腹にずんずん響く。
よく見りゃTOKIEさんじゃないか。
そりゃ凄いはずだ。

調べると、ギターはVOLAの人で、
ドラムはJUDEの人。
こう聞けばカッコいいのは当たり前、
音は何と云うか、インストのブランキーとでも云いますか、
とにかく今回一番の掘り出し物。


ポリハヤシのお馴染みDJも観たかったが、
DJブースが異常な人。
これは無理と判断、
筋少「サンフランシスコ」が流れてはいるが移動。


SAKEROCK。
本人たちも「広過ぎる」と驚いてたが、
確かに彼等にはGALAXY STAGEは少し広過ぎるような。
ハマケンは星野源に「昨日オナニーした?」などとどうでもいいMC。

結局2、3曲しか聴けなかったのだが、
彼等はある程度長い時間聴かなければ、
その音の魅力は染みてこない。


しかし、俺はそれ以上その場に居る事は許されなかった。
俺には行かなければならない理由があったのだ。

俺は一人、外の寒さに備え、軍物ジャケットを羽織り、
幕張メッセを後にする。
向かうはさいたまスーパーアリーナ。
今まで心を満たしていた邦楽ロックは、
いつの間にかレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンに変わる。
そして、心の立木文彦が叫ぶ。

やれんのか!?
お前、やれんのか!!

以下、次回!!



この日ちょろりとだけ観たBDB。
4曲入りEP、
ツタヤのレンタル落ちで購入。
買ってから多分2回くらいしか聴いてない。

改めて聴くと成る程、ヘヴィ以外の色んな要素が詰まっている。
よく練られた良い音楽だとは思うが、
今後も聴く事は殆ど無いだろう。

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