「REINVENTING THE STEEL」パンテラ | 君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

君、ちょっとCD棚の整理を手伝ってくれないか。(仮)

中学から買い始めたCDがあまりに増え、自分で何を持ってるか把握出来なくなってきた。そのため同じCDを2枚買うという事件を産むこととなる(4回)。

この悲劇を五度繰り返さぬよう一枚一枚確認していこうという、

ブログにするほどでもない内容のブログなのだ。

reinventing

たまに書いている事だが、
俺の今までの人生には大した波は無かった。

恐らく、これから襲ってくる様々な荒波に
俺は右往左往することだろう。
もしかすると沈没してしまうかもしれない。

その来たるべき未来のために、
俺は逆境に耐えうる心構えを身につけねばならない。


特にそんなことを考えていたわけでは無かったが、
会社終わりに「逆境ナイン」を観に行った。

http://www.gk9.jp/

以下はその感想を書くので、
これから観ようと思っている人はご注意下さい。

それでもなお、この先を読もうとする奴……、でかい!


最初に評価を下してしまうならば、
映画としてはテンポも悪く、ギャグも滑り気味で、
低い点を付けざるを得ない。

それでも、要所要所で針が振り切れるシーンが幾つか有り、
無視は出来ない作品になっている。

何と言っても、藤岡弘、の存在がでかい!
この人が居るか居ないかによって、
作品の説得力が112倍増す。

余談だが、俺の記憶が確かならば、
藤岡弘は数年前に、
自分はまだ終わりではない、終止符を付けない!
という思いから自らの名に「、」を付けたのだという。

モーニング娘。が生まれるより前の事である!
名前に読点を付けるこの発想……でかい!

次にココリコ田中。

普段は何もしてないが、ここぞと言う所で、
人生に大切な訓辞をでかい声で叫ぶ監督役。

ミラクルタイプで全く同じようなキャラを演じている為か、
これが見事にはまる。

恐らく「顔が島本和彦に似ている」というだけで
決められたのだろうが、想像以上にでかい働きをしている。

続いて堀北真希!
可愛い!
演技下手!
そこがまた可愛い!

最後に炎尾燃!
熱い!
そして、演技が意外と上手い!

(あと、古田新太がテレビ内だけで風紀委員を演じていた。)

以上の四人が出ている間はスクリーンから目が離せない。

しかし玉山鉄二以下、ナインや他の野球部メンバーは、足りん!
熱さが伝わってこない!

「パッチギ!」を観れば分かるが、
下手くそな若手俳優でも、
監督に熱があれば、それは若手達にも伝播するはずである。

この映画で若手達に熱が感じられないということは、
監督の熱が足りていないということだ。

監督がこの原作が好きなのは分かるが、
それだけの興味本位で島本作品は扱えない。
下手に触れば火傷するのが島本作品なのである。


「激鉄」。
俺の持つCDの中で一番燃えている作品がこれだ(ジャケが)。
やっぱり、玉鉄より激鉄ですよ。

内容も実に燃えているが、このアルバムを最後にパンテラは解散する。

再結成を誰しもが望んだが、
昨年、ジョンレノンがキチガイに銃殺された日に、
ギターのダイムバック・ダレルが、
ステージ上でやはりキチガイに銃殺され、
その思いは永遠に叶わぬ夢と散る。


パンテラ
激鉄