偉大なる龍騎士の最期② | マンマミーア!わたしのエルネア王国

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ワールドネバーランド エルネア王国王国の日々 Nintendoswitch版の記録です。ぼちぼち綴っていきます。

基本的な文体はプレイ当時を思い返しながらの内容ですが、時折妄想を織り込んだ物語調の文体になることがございます。

※前回に引き続き初期国民の寿命に関する内容になります。特に初期ウィルマ国をプレイ中の方や初期国民のネタバレ厳禁という方は、閲覧をお控えになるか、この注意書きの文言をご承知の上お読みください。











202年14日はイグナシオ・トリシャ夫婦の誕生日です。ハウエルじいちゃんの命日でもありますが。

アンバーは正式に兵長に就任してから、黒稜の龍騎士鎧に着換えてます(替わりにトリシャママが戦士の黒革服を着るようになりました)。


誕生日ケーキでないのは許してちょーよチュー





イグナシオ君が家長として取り仕切る最後の朝餉となりました。

朝からわちゃわちゃ賑やかなシュワルツ家。ここまではいつもの通り。いつもと違うのは…イグナシオパパの肩に、黒い天使。


朝食後はイグナシオパパは2階にあがり一人ベッドに横たわっています。こんな弱々しい父の姿をアンバーは見たことがありません。


『すぐに良くなるよ』と言いつつも、実はかなりしんどいようです。娘に弱音なんて吐きたくないだろうけど、こうして辛さを訴えられるのは、アンバーを一端の大人として認めてくれている証拠かもしれません。




夜一刻 お別れの時が来ました…

枕辺はルビー・メイ。
来年ルビー・メイは成人です。父と一緒に採鉱したり、ダンジョン探索したりを楽しみにしていたはず。もちろんイグナシオ君もそうだったと思います。









202年14日、21歳の誕生日を迎えたその日、エルネア王国一の武人イグナシオ・シュワルツは、家族に看取られながらガノスへ旅立ちました。