実家にて、のんびりとした朝を迎えています♪


母も大好きな『日曜美術館』を一緒に見ました。

今日の『日曜美術館』は、只今、東京都現代美術館で開催されている展覧会「アートと音楽」についての放送でした。

「アートと音楽」では、ビジュアルアートと音楽、2つの表現が交差することで生まれるユニークな作品が展示されているそうです。

この展覧会の総合アドバイザーを務めているのが坂本龍一さんということで、今日は贅沢に、坂本さんとアーティストの日比野克彦さんが、この展覧会の会場を訪れていました。

ひとつ、ひとつの作品について、アートと音楽の境界線について、深いお話をされていました。


坂本龍一さんの言葉♪
「アートと音楽は、2つの異なるジャンルということになっている。しかし音をもってするアート、あるいは視覚表現による音楽というものも、あるんじゃないか。また、アートとも音楽とも、どちらとも言えず、どちらとも言える表現というものもあるんじゃないか。アートと音楽による共感覚、またその境界領域を探ることで、ヒトの芸術表現の根源だけでなく、その未来もかいま見えるんじゃないか」

坂本さんも影響を受けたという、ジョン・ケージが1952年に作曲した曲「4分33秒」(音のない、演奏しない曲)について、全く演奏されない演奏を映像化して観賞できるコーナーがあるとか・・・。

この曲については、以前、坂本さんが『爆問学問』に出演されていた時も、熱く、熱く語っていました。

宇宙に行っても無音になることはない・・・と考えると、この曲は、とても貴重な曲で考えさせられる曲だと思います♪


レコードプレーヤーをたくさん並べて、プレーヤーから発される音で、オーケストラのような曲を創造していた部屋もありました。

レコードは音楽が記憶されている物だけれど、レコードプレーヤーはそれを再生させる目的以外にも、その機械自体に記憶が詰まった物だから、それをたくさん集めたら・・・と思ったそうです♪素晴らしいアートと音楽の融合だと思いました。


その他、坂本さんが森にでかけ、木や植物が発した音と、そこに坂本さんが創造した音楽を融合して創られた曲が紹介されていました。

植物の絵が飾られ、そこから自然の曲が聴こえてくるというアートも紹介されていました♪これも、素晴らしいアートでした。



番組を見ていて、印象に残った言葉♪

☆音という見えない物を形にする!


☆音楽は、数字と数学にちかい!


☆日比野さんが、アートは将棋にちかい・・・と仰ったら、坂本さんも、音楽は将棋に似ている・・・とのこと!


☆世の中の物は全部、音にできる!


☆聴くってことが音楽!


朝から、とても贅沢な番組を見ることができました。

展覧会「アートと音楽」、是非、観賞しに行ってみたくなりました。



今、母がちかくで書道をしています・・・。相変わらず、達筆だわ!還暦過ぎても、ちゃんとお教室に通って勉強しているんですよ!

いろんなことに挑戦して、それを究めようと努力している母には、本当に尊敬♪

母は、絵も上手なのですよ♪私も、こんな風に描けたら・・・と思っているのですが、ちゃんとした教室に通わないと!

私が車でわざわざ実家に来たのには意味があって、母の絵を頂いて帰ろうとしているからです。また、これが素敵な絵なのですよ♪

私も母に負けないように、今から真面目に勉強しないと♪