昨日(8月2日(火))の日経新聞に、「三銃士」の劇評が掲載されていました。(四銃士が剣を合わせている・・・この舞台を象徴しているシーンの写真でした♪)


Going my way ~どこまでも続く道~-「三銃士」劇評 

劇評には、井上芳雄さんが主役のダルタニャンを好演していることが書かれていました。

原作者デュマは、ダルタニャンをドン・キホーテ的と見ているけれど、今回の井上さんは、少年のように純真な心を持つ人物に造形、周りが彼のために何かしてやろうという気持ちになれる・・・井上さんの個性を映したダルタニャンになっていることが書かれていました。


全体的な舞台の劇評としては、ボリューム感のある装置、ロック調のリズムからメロディアスな歌など多彩な音楽、踊りや殺陣の身体的な動きも加わり、各種の要素が総合的にそろっている・・・と、新娯楽作としていい出来上がり♪ということが書かれていました。


「三銃士」に由来する「みんなは一人のために 一人はみんなのために」という言葉が、はからずとも震災復興のエールにもなっている・・・ということも書かれていました。

そうなんですよね。今回の「三銃士」は、「東日本大震災チャリティ公演」にもなっていて、ロビーに募金箱が置かれていたり、昼公演のみの時は、劇場ロビーで出演者の方たちが募金活動を行ってくれたりもしているし・・・。殺陣もあったりするハードな舞台なのにロビーにまで立ってくださったりして、申し訳ないくらいなんですけどね。震災前に公演が決まっていたので偶然のことなんですけど、震災復興のエールになるような、元気を頂ける舞台です♪


私、明日また帝劇に行って参ります。前回から数日経っているので、きっと新たな発見があるはず・・・。楽しみです♪