昨夜の『爆問学問』で、“方向オンチを克服できるのか?方向オンチ大脱出!”が放送されていました。

ゲストは、静岡大学・村越真教授(認知心理学)でした。


私もちょっと方向オンチ!(笑)これは見なくては・・・と思って見たら、面白かった~♪

爆笑問題のお二人も方向オンチだということが判明していました!(笑)

でも、太田さんと田中さんは別のタイプの方向オンチでした。


田中さんは、思い込みが激しい方向オンチで、間違っているのに、絶対この道が合っていると思い込んで突っ走ってしまうタイプ!


意外だったのは太田さん!慎重なタイプの方向オンチでした。

太田さんは、幼い頃、おじいちゃん家に遊びに行って、おじいちゃんと2人でそば屋に行って食事をしたことがあったそうです。そば屋で、お母さんも呼んでくれば・・・という話になり、太田さんがそば屋からおじいちゃん家に一人で戻って家族を迎えに行くことになったのですが・・・。ガラっと店を出た瞬間、右に行ったらいいか?左に行ったらいいか?わからず・・・。かといって、恥ずかしいから店にも戻れず、そこの店の前で1時間くらい立ちっぱなしだったというエピソードを話していました。(笑)


意外でした!太田さんが突っ走るタイプで、田中さんが慎重なタイプだと思っていたので驚きました!


ただ、太田さんは、一回歩き出した道は間違った方向に進んでも突っ走るタイプなんだそうです。帰れなくてもいいそうで・・・。(笑)これは、お笑いにも影響しているようで、話が脱線しまくるし、目的がないから・・・と話していて笑ってしまいました。そのボケをツッコミで修正しているのは、思い込みが激しい方向オンチの田中さんということなんですものね♪


教授が、田中さんは、最後の検証が疎かなので、時々ドカンとなってしまうタイプ!で、太田さんは、スキル、手段がないので失敗してしまうタイプと解説していました。


太田さんが、方向オンチと人の性格は影響しているんじゃないか?という話をされていて、方向感覚の話から人の生き方の話へ・・・。


よく方向感覚は男女に差があるといわれますが(そういう本もありましたよね。私も読みましたけど・・・。)、教授の話によれば、それほど男女に差はないそうですよ。


でも、デートする時、男はリードを求められるから、男は地図を読めた方がモテるよね!と太田さんが話をされていました。(これは納得かも!今、カーナビやiPhoneのマップ機能とか色々検索方法はあるから便利な世の中ですよね。どんな手段を使ってもいいから、さっとリードしてくれた方がスマートで女性は嬉しいと思います♪)

この意見に対して教授は、今の時代は違ってきている・・・。時代が変わってきて、男女の空間(認知)の差がなくなってきている・・・性役割が変わってきている・・・という話をされていました。(・・・ということで、これからは、ますます女性も地図が読めた方がいいようです。やっぱり、そうですよね!私も地図の読める女にならないと!(笑))


太田さんが、戦国武将とか方向感覚に優れたやつが強いよね!と話されていて、この意見も興味深かったです。秀吉なんか、凄く空間能力に優れていたんじゃないか?という話をしていました。


コロンブスがアメリカ大陸を発見したように、世界に広がっていかないとね・・・という話になり、最後は3次元の宇宙の話にまでなって、宇宙に行ったら上下がわからなくなるし、相当な方向感覚をもっていないとやっていけない・・・という話にまでなっていました♪


そうそう、肝心な克服法!

★方向オンチ克服法(番組内で教授が教えてくださった方法です。方向オンチは、ちょっとした工夫と努力で克服できるそうですよ。)


1.遠くの目印を見ておくこと。例えば、東京タワーやスカイツリー・・・。その方向で自分の位置を確認できる。ポイントは、上を見ること!


2.目印にふさわしい建物やポイントを地図から読み解るようにする!(目印をいくつか見つけておくと、リスク回避できるという話も出てきていました。例えば、この建物が見えてしまったら行き過ぎた!と気づけるようにしておくとリスク回避できていいみたいですよ。)


人は道に迷うのではない、自分の心に迷うのだ・・・という言葉で終わっていました。う~ん、なかなか深い言葉・・・。心理学にも関係していて、とても興味深い内容でした♪