初めての妊娠中の牝鹿が獲れたのですが、これまでと違う点が幾つか。


☆吊るして2日目に解体するも、肉の色が鮮明でない。

やや黒っぽい。


☆柔らかく美味しい筈のヒレ肉が、固くてパサついている。


☆マダニが多すぎる💦

小さな小さなマダニが後から無数に出てきます。


この牝鹿は罠にかかってから、おそらく2時間程度で回収したものです。

本来なら傷が少なく肉質も良さそうなものですが。


解体してみると痩せていて、きっとお腹の子供に栄養を送るには食糧が充分食べられず、また個体が弱かったのかもしれません。


ヒレ肉がパサついていたのは子に栄養を取られていたからかも。

マダニが多いのも、子に栄養を取られて母鹿の免疫が下がっていたのかもしれません。


子を生み出すと言う事は大変なエネルギーが必要なのだと、勉強になりました。


ハラコと呼ばれる胎児。

出来ればハラコの入った鹿はとりたくないと思いました。

肉の味云々ではなく気持ちの問題として。


解体に使ったノコギリ、ナイフにも何匹もの小さなマダニが着いていました。


手の甲がムズムズするので、見てみると

5ミリ程度のマダニが歩いていました。

マダニが歩くとちゃんと気づくことが分かりました。


今回吊るした鹿に掛けて置いたシーツが何十匹ものダニだらけで💦

どうしようか?

とりあえず袋に入れて置いたけれど、加熱しないと死にません。

キッチンでその作業はやりたくない(×_×)



 

 

安心材料のこれだけは早期に買っておいてよかった。