ばんぎゃと呼んでもかまいませんが*** -2ページ目

ばんぎゃと呼んでもかまいませんが***

いうほどバンドに詳しくありません。

Myojoさんっがジュニア大賞というのを毎年やっているので、それについて思ったこと。

 

正直、老舗過ぎてデザイナーの感覚まで数年止まってるんじゃないかと思う

Myojoさん、(ある意味、明星さん)は

常日頃から、誌面の色使いやコンセプトが古いなと思っています。

ただ、電子版を出しているあたりは、時代に合わせてて、そこはすごい。

ドル誌は全部、電子版出せ。金なら出す。

なぜって、電子版ならじっくり見たときに裏面が透けるのは避けられるから。

あと、紙は、かさばる、、、。

 

とりあえず、電子版出してるところは褒め称えたいけど、

Jr.大賞に参加するには雑誌を買わなければいけないので、

まぁ、買ったよね。

 

いやー、上位になったら、このデザインの雑誌で掲載ページ増えるのか

で、このデザインの雑誌を買わなきゃいけなくなるのか

あー、気が進まない

でも、老舗雑誌社様の由緒正しい企画なので、

この際、デザイン性の古さは気にしないことにしよう。

を、何度か繰り返しながら、買ったよね。

 

デザインが古いので、せめて30歳以上のタレントはでかでかと載せるのやめないか?

実年齢より若く見えるって言っても、雑誌開いたらもっと若い子がたくさん出ているので

表紙は避けて欲しいところ、ほんとに。。。

(これはデザイン性が良くても、全ドル誌に言いたい。表紙は29歳まで。)

 

ひとまず第26回の時の

「得体のしれない、ストすの合戦に巻き込まれる」

が無かっただけでも、まずは良いか。

表紙が、スト版とすの版があって

ストすの担が購買争いしてる雑誌を買いに行くって

あれは、酷かったな。

 

で、今回はというと

12月号が、表紙SnowMan 裏表紙なにわ男子

1月号が、表紙SexyZone 裏表紙Travis Japan

 

そこそこの雑誌掲載祭りの中で

初掲載やなかなか掲載されないファッション誌はやはり買っておきたい。

ドル誌やTV誌は、表紙だったら買ってあげようかな、という気持ち。

なので、そんなに何冊も買えないよと言いたい私でも

さすがに投票用紙+「裏表紙」は、大きかった。

 

そして、「裏表紙」なら買おうかな、という他界隈からの新規さんや

ライト層も、少なくないはず。

せっかくなら、ちっこい版も買っちゃおうかな。

で、投票用紙が2枚になったから、家族に書かせました

っていうツイートも見かけたよ、ほんと。

 

だから、12月と1月に、トップ層のJr.を裏表紙起用は、ほんとにありがたい。

(今後、Jr.大賞を続けるのであれば、12月号と1月号の表紙・裏表紙は、本気で気を遣ってくれ、頼む。)

 

エントリーしているメンツが前回とほぼ変わらないので

ファン一人ひとりが投票数を少しずつ増やせば、結果は変わるんだよね。

前回も「初参加」の人多かっただろうけど

今回も「初参加」の人多かったよ。

前回ゼロ票だった人が、今回1票入れたのは、大きいよ。

もちろん、1票→5票とか、10票→20票とか

大幅に増やしてる方もいて、そういう方の力は大きい。

でも、1票でもちゃんと投函した人、みーんな参加者だからね、みーんなお疲れ様。

隆太さんと江草さんの対談、嬉しい!

今回、リピートしたくてもできない人も多いだろうから

初演見た人はとくに、先に対談読んで!

そしたら、1回見るだけでリピートして見た目で見られる(?)。

 

佐戸井さんのノーラン校長の演じ方の表現、そうだ!それだ!

って納得した。

飯田さんの若者に対する言葉は、わかる、わかる、と頷いてしまう。

 

市川くんは、キャメロンより真面目な気がする。

同じ事務所の方々に明るいイメージが多いから

こういう落ち着いた若い子もいるのねー、と。

 

俊介くんの、最後のセリフの解釈が素敵。

そうなのよ、同じ生徒とは言え、大きい存在なのよ。

あと、俊介くんの「死せる詩人の会」、

これからずっと7人で、常に「いま」を生きていってね、見守る。

 

かげくんの「死せる詩人の会」は、それ青春だね、って思えて微笑ましい。

そして、その名前をパンフに載せてくれたことが、めちゃくちゃ嬉しいよ、Teeth!

演出は多少変わったところもあったけど、

脚本も音楽も初演と同じ。

キャストはキーティング先生以外が全員変わったということもあり

おかげで、また新しい「いまを生きる」が楽しめた。

 

まず、生徒6人のうち、ミークスだけがちっさい。

(初演は4人もちっさい子がいた。)

ミークスは不憫可愛いポジションなので(だよね?)

画的にあってる!!!

良い子なので、床に座るときは、ちゃんとお膝合わせて三角座りするの。

これが、また可愛い。可愛いよ、ミークス。

キーティング先生の最初の授業で、破ったテキストをゴミ箱に入れるんだけど

バラバラっとなってゴミ箱に入らない不器用さも「ミークス」のイメージw

先生を真似て、一人ずつ机に乗るシーンは初演通り、

きょろきょろ周りを見るのと、それを先生に褒められて嬉しそうなのが可愛い。

行進するときは、先生のセリフに「ミークスはこの状況を楽しんで」ってある通り

めちゃくちゃ大きく腕振って歩くのが、似合ってる。

先生やクリスと一緒の死せる詩人の会で、トッドが自作の詩を読むシーンは

しっかり、トッドのお顔見上げてる。

他の子がトッドが配った詩が書かれた紙を見ている間も、結構見てる。

そんなに、トッドが可愛いのか、見守りたいのか、うん、何も言うまいw

 

チャーリーはしっかりしていて、背の高いイケメン、で、強い。

なんか、強い。

お調子者で、キャメロンやミークス、ノックスに悪ふざけを仕掛けるのが

イジメの一歩手前くらいに見えて、ちょっとひやひやする。

キーティング先生の授業で、真っ先にページを破ったり

行進を「しない」という選択肢を自ら選んだりっていうのは、堂々としたもの。かっこいい。

校内新聞の記事を入れ替えたり、ヌワンダと名乗ったり、好き勝手にしているところは

誰も手出しできない感が強すぎるけど

最後の最後に、自分の身より、仲間、そして自分が信じているであろう正義を選ぶ。

だから、愛されてるんだよね、中身のかっこよさが外見に出まくってるチャーリー、素敵だった。

 

もう一人、背の高いイケメンといえば、ニール。

めちゃくちゃ、みんなのリーダー感、ある!!!

プレミアの巣窟で見たとき、ふざけた人だなwwwと思ったけど(褒めてる)

めちゃくちゃ頼れるニールじゃん。

(そういや初演のニールも、普段ふざけてる人だったわ。。。)

卒業アルバムを見つけてくるシーンも、死せる詩人の会を始めるところも

賢さが表れてしまう、やり手のリーダー。

トッドに対しては、詩を読まなくて良いから会に参加しない?って誘ったり

誕生日プレゼントに去年と同じものを貰ったときも慰めつつ笑わせてくれたり

優しい。

ちょっとお兄さん感があるから、トッドを包み込んでくれる感じ。

(初演のニールは「トッドの手、絶対に離さないからねっ」って走り出す感じだったけど

 今回のニールは「いつでもトッドの味方だよ」って寄り添ってくれる感じ。)

そのニールが、芝居の話をし始めたら、急に少年感出してくるの!!!

トッド、明らかにひいてるよね、、、ってくらいの勢いが素敵。

オーディションに通ったってみんなに報告するときも、演技の練習中も

ほんとに、夢を見つけたキラキラの少年。

そして、お父さんと話すときもただの少年。まだまだ無力な少年。

だから、キラキラな夢を、父親に反対された無力な少年が、キーティング先生と話した後

物わかりの良い優等生の顔で帰っていくのが、余計に寂しい。

パックを演じてキラキラな笑顔だったのが

お父さんに連れていかれるときに、みんなに頼もしいリーダーの顔を見せて

最期に、ただ夢を叶えたかっただけの、純粋な少年の表情を見せるのが、痛々しい。

できることなら、大人として、守りたかったよ、ニールを。と思ってしまった観客。。。

 

で、トッド。

いや、このトッドは表情が読めないぞ、難しいぞ。

そこがトッドらしいといえば、そうなんだけど。

最初は、セリフは少ないし、声は小さい役なので、もちろん静かなのは当然だけど

表情や動きも含めて、全部、静か。

それが、壁を作ってる感じを強くしてる。

「仲良くなりたい」感が全くない。

でも、みんなと一緒にいるから、はみ出したくはないんだろうな。という印象。

あ、それで、ニールが「包み込んでる」印象強いのかな。

殻に入ってるから、殻ごと守ってあげようとしてる、というか。

そんなトッドが、気づけばニール以外とも、じゃれ合ってる姿は微笑ましい。

良かったー、お友達できたー。って安心する。ほっこり。

そのあたりで、やっと表情が出てくる感じもする。

良かったー、笑えるのね、トッド。

そして、言葉には出さないけど、キーティング先生への信頼の想いも

表情や動きに出てくる。

ニールを失ったときの悲しみは、痛々しいほど伝わってきた。

次々に校長室に呼ばれていくシーン

ノックスがトッドの肩に手を置くところで、一瞬、頭を撫でるんじゃないかと思ったくらい

そこは、頭を撫でて抱きしめてあげて欲しかった。

いや、きっと、ノックスは抱きしめてあげてた、心で。

キーティング先生が出ていくところで、真っ先に立ち上がったトッド

なんて強くなったんだ、というより、もともと強い子だったんだ!

どうか、トッドの強さを、大人たちは封じ込めないで欲しい、と願わずにはいられない。

 

難しい役といえば、キャメロン。

キャメロンはずっと真面目。

学園の規律からはみ出さないようにしてる。

でも、死せる詩人の会にもなんだかんだ参加するし

それを解ってて、チャーリーも誘ってる。

結構、真面目な顔、難しい顔してる時が多いので、

ちょっとでも笑ってると安心。

みんなと一緒に詩も読むし、キーティング先生の授業も楽しむ。

みんなでニールのお芝居も見に行く。

きっと、みんなと共感することもいーっぱいあるから、ニールのこともキーティング先生のことも

大好きなはずなのに。

ニールのことを「残念だったね」ってちょっと冷たい言い方してしまったり

「みんなだって僕と同じことをする」って言って、キーティング先生を悪く言ったり。

先生が出ていくときも、席を立ったりしない。

ノーラン校長が見てなければ、みんなと一緒に立てたかもしれない。

でも、思い描いた未来のための規律には背かない。

ずっと、一人で苦しんでいるんじゃないかな、と感じた。

 

はい、次。初演と印象変わりまくった、ノックス!

クリスに一目惚れして、クリスのことを思うと心ここにあらずになって

突然大声出したり、走り出したり、情緒不安定になっちゃう子。

初演のノックスは、恋をしてなくても、突然叫んだりしそうな、変わった子感があったけどw

今回のノックスは、恋をしているが故の情緒不安定っていう印象だった。

クリスが話題に出る前までのシーンでは、わりと雰囲気的にしっかりしてる子なのに。

そのせいか、いざ、想いを伝えて「1回だけで良いからチャンスを」ってしっかりお願いするところで

そうそう、このしっかりした姿が本来の姿だから、学校で詩を読んだとかいうトンチキは忘れて

この態度で、判断してあげて、クリス。と言いたくなる。

あと、ニールの事件のあと、キャメロンに殴りかかろうとするチャーリーを止めるところ。

ほら、やっぱりしっかりしてる子じゃん。ていう印象。

その後のトッドを慰めるところも、頼もしい優しさを感じる。

つくづく恋に侵されると変わる子なんだな、と。

 

で、クリス。

登場時のセリフがなかなかキツイのもあるけど、横顔がキツく見えた。

でも、正面で見たら可愛い子なの。

ノックスとの身長差も良い感じだし、このノックスなら、チェットに勝てるって、うん、なんとなく。

 

今回初めて見る方にも、伝わることはいっぱいある作品だし

2018年版を知ってる方にも、新しく感じることがある作品だから

たくさんの人の目に触れますように!

て言っても、もう東京公演はチケットの販売止めてるんだったー。。。残念。

 

大阪、名古屋公演はまだチケットあるのかな?

迷ってる方がいたら、是非に。

多分、Twitterにはあげたと思う。
「いまを生きる」初演の時の感想です。
 
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最初のニールとトッドの部屋
チャーリーがニールに勉強会しようって言ったら「キャメロンにも誘われてる」とニールが返す。
努力の人キャメロンは優等生ニールを信頼してるんだな、と感じる。
トッドに自己紹介してて、ミークスが名乗るタイミングなくて不憫可愛い。
ちゃんと、ニールが見てくれてて優等生。
 
最初の授業
口笛を吹きながら生徒を眺めるキーティング先生に対して
ずっと訝しげなノックス
怯えながら笑顔を見せるミークス
隙を見せまいとするチャーリー
様子を伺うニール
関心ない振りしながら愛想笑いするキャメロン
ひたすら視線に耐えるトッド
っていう、個性解りやすいの好き。
授業のあと「テストに出ると思う?」ってキャメロンが真っ先に聞くのがニールだから、
ここでもニールへの信頼が見える。
 
ノックスがクリスを語るシーン
クリスを想ってうっとりなノックスが美人さん。
ノックスが唇を「まくら」って言ったときの、「?」顔のニールとミークスの表情が素敵。
セックスライフ云々ってノックスをからかって騒ぎながら、
ニールが後ろからキャメロンの腰掴んで振って、お尻ぺしって叩くんだけど、
キャメロン見てると、かまってもらって嬉しいって見えるから、
信頼よりもっと単純な気持ちでもキャメロンはニールのこと好きなんだなって微笑ましい。
 
ページを破るシーン
チャーリー、ノックス、ミークスが「破れよ」ってキャメロンに急かす中、
進学校の方針には基本的には逆らいたくないキャメロンを、ニールはただ見守ってる姿勢。
その後みんなで紙くず投げ合ってる時、トッドに絡みにいくニールはいつも可愛いけど、
トッドに紙くず思いがけなく当てちゃって「ごめん」みたいなやりとりも微笑ましい。
 
先生の卒業アルバムのシーン
まるでニールの一番の助手ですというような態度を見せつけるミークス可愛い。
まだトッドは、ちょっと距離を置いてるんだけど「おい、聞いたか」って、
チャーリーが、トッドも自然に仲間に入れてる姿が男前。
シモテ側でノーラン校長が生徒たちと話してる間、
カミテ側の机でぐだーって姿勢で本広げてるキーティング先生、可愛いw
 
死せる詩人の会について
先生を囲んで聞き出そうとして「秘密は守れるか?」って言われたときの、
ニールの悪戯っ子顔w
その後、話し出した先生を、お口開けて見上げて一生懸命聴いてるお顔は子どもw
いざ、きょうから始めようってなると、リーダーの顔に戻るのも、
トッドを誘うときの「僕に任せて」っていう優しい表情も好きだなぁ。
ニールとチャーリーに真っ先に賛同しようとして手を下ろしちゃうミークスも、
みんなと一緒にやりたいけど進学校の生徒としては間違いって思ってるのが
発言と表情に出ちゃうキャメロンも愛らしい。
 
自作の詩を読むシーン
次に誰が詩を読むかってところで、
チャーリー指差して「まだ読んでないだろ」って強気なキャメロンな時も、
チャーリーに「読めよ」って言われて真顔で首を横に振り続けるキャメロンな時も可愛い。
逆サイドで、ミークスとニールがお互いに読めって言い合ってるw
 
行進のシーン
よく顔見合わせてるニールとトッドだけど、トッドなんかニール指差して苦笑してたような回が。
ニール、何言ったんだろw
トッドとニールが机に座ったまま、足ブラブラさせてたり行進に合わせて動かしてたりするのも可愛い。
その後、チャーリー以外で歩き回るのも、先生含めて毎回楽しそうで、微笑ましい。
 
芝居を見に行く前のシーン
トッド、ミークス、キャメロンでわちゃわちゃしてるけど、ミークスのメガネいじりがちw
クリスに詩を聞かせてきたノックスを3人で囲んでわーきゃー言うのも可愛い。
ヌワンダが胸元に赤いマークを描いてきてみんなに見せる得意気な感じ、
自分にも描いてっていうノックスの必死さ、
クリスが現れ「クリスが実在するなんて」って騒ぐミークス、このあたり、まるっと笑える。
そして、その場にニールが居なくても、トッドがみんなとかなり仲良くやってるんだなぁって思えて、
トッドが変わったのを感じる。
 
「僕達はまだ眠っている」
洞窟の中の死せる詩人の会、
仮会員のメンバーは、トッドの詩を称え、キーティング先生と詩を読み、生きることを喜ぶ。
入会を決めたニールとの対比を同じ画面におさめる、舞台ならではの演出がおもしろいと思った。
 
「それでは皆様、おやすみなさい」
芝居で演じられるパックは、本当に生き生きと楽しそうに台詞を言う。
演じているニールの喜びが伝わってくる。
だからこそ、涙を浮かべて、それでも微笑んで言うニールが儚い。
 
「君のような生徒が根を下ろして花を咲かせるのを眺めるのは、新しい世界を眺めるのと同じだよ」
パンフで冨家さんが好きだと書いていた台詞。
実際にニールに言うのは、父親に反対されたニールがキーティング先生の部屋を訪れた時だけど、
ニールとトッドの部屋で、ニールの机で泣き崩れるキーティング先生を見て、この台詞を思い出す。
例えどんな花であっても、ニールが咲かせる花を誰よりも楽しみにしていたのは、
きっとキーティング先生。
救えなかった自分の無力さ、守れなかったニールへの懺悔が伝わってきて、苦しい。
 
「ニールは芝居を愛していた」
正解か間違いかではなく、キーティング先生の指図ではなくニールの意思だったという事実を表すトッド。
校長室で無理矢理サインをさせられる時の苦しい表情は、キーティング先生への思いだけでなく、
「ニールは芝居を愛していた」という事実を消してしまうことへの抵抗もあったんじゃないか、と感じる。
 
詩の理解
代理で授業をしているノーラン校長に指名されて、キャメロンが読む。
キーティング先生が破り捨てるように言ったページであり、序盤でニールが読み上げた言葉。
ニールが読んでいた時間から、もう一度やり直せれば、、、と願わずにはいられない。
 
去っていくキーティング先生を呼び止め、思いを話すも校長に「座りなさい」と言われるトッド。
黙って頷いたり、あごで座るように促したりするキーティング先生。
改めて出ていくキーティング先生に対して
「おお、キャプテン、我がキャプテン」と机の上に立つ、トッド、ノックス、ミークスは涙を誘う。
 
ただ、詩の理解の朗読から、最後まで顔をあげないキャメロンは、何を考え何を想い、何と闘っているのか。その姿には、他の仲間と同じくらい、ニールを失った悲しさ、キーティング先生と別れる辛さを感じる。
 

いやぁ、正直に言うと、「脚色ご担当の方がTwitterで保証されてた爆笑は?おや?」という印象。

あ、面白い。面白い(interesting)けど、オモシロイ(funny)、、、ではない。。。

 

でも後方席がガラガラだったのは、「チケット売らせてあげてよ」って気持ちになった。

前後左右空けてであれば、売っても良いじゃん。

見に来るひと、増やして良いじゃん、とは思う。

 

さて、本作。

脚本に関わってる方が、みなさんTV界の方々なのね。

そのせいか「ああ、そうね、最近TVで見るよね、、、」っていう小ネタもちょいちょい。

それが、良くも悪くも絶妙にダサい()

 

あと今までに私が見て「爆笑」した演劇と、根本的に何かが違う。

専門家ではないので、はっきりと分からないけど

漠然と「TVのオモシロイ」と「演劇のオモシロイ」って違うんだな。

 

でも、男女の関係を、体の関係に直結させたがる感じが

「若手劇作家」っぽかった。

ほら、若い子の演劇見に行くと

「そういうこと言えば、前衛的と言われるとでも思ってる?」

って言いたくなるくらいの表現するじゃん。

 

ストーリーは、昔なじみの3人の男性が、思いがけないところで鉢合わせるもので

基本的には1つの場所で話が進んでいくし、回想シーンは、舞台奥の段の上を使う

っていうのは、すごく演劇らしい。

1つの場所で話が進むっていう、基本的なやつ、大好き。

 

舞台上の大きな時計を使って、時間を変えて、前後を表現するのも

面白かった。

(できれば、あれ使って戻すの、1回だけでも良かったけど。

 その方が映える気がする。)

 

ところどころ、笑えるセリフや、演出もあったはずなんだけどなー。

あまり、笑った記憶が無い。。。

まぁ、所詮は、出演者のファンが大方なので「彼が出てれば良い」なのかしらね。

 

そんな出演者様、ですが。

兄弟(みたいに仲が良い)3人が小競り合いするのを

ダンスで表現するシーンがあるんだけど

あれが、かっこよく見えないのは、わざとなの?

30代の役だから、あんまりかっこよく踊らないでねっていう指示でも出てるの?

って、思うことにする。

まったくかっこよく見えなかったのは、振り付けのせいじゃない。

だって、リズムの取り方ひとつでかっこよくできるもの。

きっと、ダサく踊れっていう指示だったんだ。

まさか、踊れない方たちではあるまい。。。

 

で、お三方の演技ね。

三男さんは、ちゃんと、その「瑛士くん」だった。

「モテそうなルックス」みたいな設定には、疑問を覚えたけど。

(単に、冨岡さん、真面目そうなお顔なので「モテそう」に含まれる

 チャラさに疑問なだけ。不細工ではない。)

 

次男さんは、クールキャラをぶち壊したところが、オモシロかったね。

「ちゅっちゅっ」とかやったら、会場から悲鳴が聞こえたのが最高だったよwww

途中に入る「ジャニーズあるある」は、日替わりネタなのかな?

さほど、オモシロくなかったねwww

 

長男さんは、思いのほか演技ができなくて、ちょっと驚いた。

とりあえず「セリフを言ってます」感が強すぎる。

学芸会なのか?

 

で、狂言回しであり、謎の女であり、ある男の役もする、一人三役の野澤さん。

彼はすごい。

 

グッズにペンラがあって、は?舞台でペンラ?ってなったけど

確かに、使った。わずかばかりだけど、使った。

劇中でペンラ使うところの説明が、野澤さん、、、のんちゃんなのよ。

 

席を立たずに、お客様全員を参加させる、この手法は面白かった。

なるほどなぁ。

 

しかも、のんちゃんが、客席をよく見てる。

言った色と違う方がいたら、「それ、白じゃない?」って言いだして

カチカチ変えるのも見てて「そう、青、それ!」みたいに言ってくれるの。

演者との心の距離を縮めてくれるよね、上手い。

 

今旬芸人のモノマネもチラッとさせられてるけど

上手くこなしてる。小器用。

謎の女役は、楽しんでる!!!そして、似合うwww

のんちゃん見てると、お芝居楽しんでるなぁ、見てて楽しいなぁって思った。

 

ついでに、ラストに4人でちょろっと踊るんだけど

圧倒的に、のんちゃんだけかっこいいね()

のんちゃんのスタイルが良いってのはあるけど、動きが違う。

え、のんちゃんだけ「ちゃんと踊っても良いよ」って言われた?

て思うくらいに、3人の動きが鈍い。。。

役的なものなのかな?

もっと3人もしっかり踊っても良いのに。

 

ちょっと物足りなさを感じる脚本・演出においても

主役の3人の物足りない演技に対しても

見事なSupporting characterだったな。

今後も、のんちゃんには名バイプレイヤーの道を進んでいただきたい。

TVドラマでも、有名俳優さん主演の舞台でも、絶対に期待以上のことができるでしょう!!!

(と、別に専門家でもないおばちゃんが発言してみる。)

 

そういえば、のんちゃんがパンフで書いてた「粋だと思う人」。

事務所の先輩を挙げてるのだけど、確かに、あの人

なんだかんだ、粋よね。

と思って、私はオレンジ色のケースに入ったクロスで眼鏡を拭いたのであった。