太宰治の未完の遺作『グッド・バイ』のDVDを見ました。

とっても難しくて、1回見ただけじゃほとんど理解できてないのですが…

以下、とても偏った感想です。

 

 

 

 

 

一幕は、太宰の小説の中にある永井キヌ子さん役で、真っ赤なドレスに身を包んだゆーひさんが登場。

私は小説を読んでいないので、キヌ子さんがどういうキャラクターなのか知らずに見たのですが、すごく破天荒な女性。

退団されて以降の舞台は、東京とか大阪とか遠くでしかないからほとんど見に行けてなくて、映像化されているものは見てるけど、私が見たのはまだ二作目。

なんとなく、ゆーひさんの女役が私の中では慣れてなくて、ただとにかく、すごいなぁって思った。

それくらい、インパクトのあるキャラクター。

豪快で、ご飯も大きな口でがつがつ食べて、笑って、でもとても寂しい人。

鋭い目つきは、どんな姿になっていてもかっこよかったです。

そんな印象を受けた役柄。

グッド・バイを読んでみようと思いました。

二幕では、津島修治という太宰の少年期?かな。

退団後初の男役!とわくわくしていたけれど、全身黒の服で包んではいたけれど、髪は長いままだったし、最初は何歳頃で何を演じているのか申し訳ないほどに分からなかった。

表情とか、仕草を見て、多分最初は子供を演じているんだろうなって思った。

それから、時がたって、池下さんとかわるがわる出てきて、ゆーひさんが津島修治で池下さんが太宰?でも二人同一人物だし?と頭がこんがらがってきて、まだ全然わかんない。

そもそも太宰が難しすぎるので、何回も見なければ分からない気がする。

ただ、少年期を演じてるゆーひさんが、ヴァレンチノのルドルフをちょっと思い出す感じだった。

ちょっとだけね。

酔っぱらって?床をごろごろ転がって、女にすがりついて。

その辺はものすごーーーく大雑把に言うと銀ちゃんみたい。

予備知識が少なすぎて全然分かんなかったけど、ちょっと勉強してみようかな。

 

退団されても、こうやって舞台で見れることはとても嬉しくて、どんな役でも、ゆーひさんが演じている役を通じてもっといろんなことが知れたらいいなって思います。

今回は、太宰治のグッド・バイを読んでみよう、太宰治についてについてもっと知りたいと思ったのでした。

太宰治については一般常識程度しか知らなかったもので。

あとはどうしても文ストの太宰さんの印象が強すぎて…