過去の勝ち馬の前々走から見るダービー | ワイビーのブログ(おもに競馬)

ワイビーのブログ(おもに競馬)

元パチンコ・スロット養分のブログです。
競馬でも…養分です。

こんにちは。ローテーション厨です!

 

春競馬も今週の日本ダービーでいよいよクライマックス。

毎年感じることですが、ダービー当日はいつものGⅠデーとは違った雰囲気があって楽しみな1日のひとつです(ただし、馬券で楽しい思いをしたことは殆どない)。

 

さっそくですが、過去の勝ち馬から今年のダービーを占ってみたいと思います。

 

まず、最有力候補になるであろう皐月賞馬ジャスティンミラノ。過去10年における皐月賞馬のダービー成績は【2.4.1.3】。勝率は2割ながら複勝率は7割となっており、馬券の軸には最適です。

 

ジャスティンミラノの前々走は共同通信杯。2012年にゴールドシップがこのローテーションで勝って以来12年間で6勝と、皐月賞の最重要ステップレースとなっていますが、この共同通信杯から直行して皐月賞を勝った馬のダービー成績は【1.2.1.2】。2015年のドゥラメンテただ1頭に留まっています。

 

ドゥラメンテは共同通信杯で2着に敗れていますので、共同通信杯と皐月賞を連勝した馬は目下ダービーを勝てていない、ということになります。距離こそ違えど同じ東京コースなのになかなか勝てないというのも不思議ですね。

 

では、ジャスティンミラノを負かしてダービー馬になる可能性を持っているのはどんなローテーションなのでしょうか。

 

まず過去10年のダービー馬の前走は、皐月賞が8頭、京都新聞杯と毎日杯が各1頭ずつ。クラシック第一冠にしてダービートライアルである皐月賞が群を抜いた成績を収めています。

 

前走皐月賞組8頭の皐月賞での着順は、以下の通りです。

1着:2頭

2着:2頭

3着:1頭

4着:1頭

5着:1頭

7着:1頭

 

結構着順の幅が広くて、馬券の点数が増えるじゃん!と思われるかもしれませんが、これを皐月賞のひとつ前のレースがどうだったのか見てみましょう。

 

弥生賞:5頭で、うち1着2頭、2着3頭

ホープフルS:2頭で全て1着

共同通信杯:1頭で2着

 

弥生賞が最多で、全て2着以内だった馬がダービーを優勝しています。

今年の弥生賞1着はコスモキュランダ、2着はシンエンペラーで前者は皐月賞で2着、後者は5着になっています。

 

コスモキュランダは着外の負けも2度記録(うち1度は二ケタ)。成績という点で安定はしていませんが、2014年のワンアンドオンリーは二ケタ着順を記録しながらもダービーを勝っていますので、軽視はできません。

 

一方、2着シンエンペラーは皐月賞で初めて馬券圏内を外してしまいましたが、ラジオNIKKEI賞勝ち馬でホープフルステークスは2着と重賞で上位に来る安定株。今回恐らく人気が落ちると思われますので、馬券的に旨みが出てくると思います。

 

ホープフルステークス勝ち馬のうち、17年のレイデオロは5着、20年のコントレイルは皐月賞と菊花賞も勝った三冠馬。どちらもホープフルステークスまで無敗の成績でした。今年同じローテーションを組んだレガレイラは3着が一度ありましたので、一枚割引でしょうか。母系にディープインパクトの母であるウインドインハーヘアがいる点はレイデオロと同じ。血の力で巻き返しなるでしょうか。

 

ということで振り返って参りましたが、過去の傾向通りに行かないのが競馬の常。もしかしたら皐月賞以外の別路線組が勝つかもしれません。スプリングステークスから直行のシックスペンスは一頓挫ありましたが、勝ちっぷりはよかったですしね。

 

さて、今年はどんな結末を迎えますでしょうか。