昨年末、お茶の代稽古の先生にお歳暮をお渡ししたところ、歳時記カレンダーをお送りいただきました。
今は亡き木村孝先生の「暦から学びなさい」の教えをお手渡ししたいから…とのこと。ありがたく頂戴し、部屋に飾っています。
二十四節気は1年を24等分したもので、立春や大寒などなど、なんとなく馴染みのあるもの。
七十二候は1年を72等分したもので、自然現象を名前にしたものが多いそうです。
知らないことがたくさん書いてあり、読み物としてもとっても面白いです。
例えば月末あたりの七十二候は「鶏始乳(にわとりはじめてにゅうす)」。
鶏が卵を産み始めるころ、だそうです!
昔の人はこうした自然の移り変わりを感じて暮らしてたんだな、と思うと私ももう少し余裕を持って季節を感じて暮らしたいな、と思います。
先生からいただいたお手紙の最後の方には「二十四節気、七十二候の着物を作るとしたらどんな図案がいいだろう、と想像しながら楽しんでいます」とありました。何て素敵!考えるだけでもわくわくします。