試合結果  

FS詳細結果  

FSプロトコル    

結局、日本男子が二人表彰台にあがるという結果になりました。2位になった韓国のイ・ジェグンは、JWCで6位になった選手です。このままあがってくるのでしょうか。

JGPS初戦ということもあるのか、4回転に挑んだ選手は4T(中村俊介)と4Lz(ゲンリッヒ・ガルトゥング(ドイツ)だけです。シニアで4回転競争が行きすぎたといっていい状況なので、反動がきているのかなあ?いえ、たぶん、時間がたつにしたがって、4回転に挑む率はジュニアでも高くなってくるはず。シニアでいきすぎなのは確かですから、多少の揺れ返しはあるはずだけど。

1 Sena TAKAHASHI JPN 27 148.61 75.01 73.60

 

 

3A2T 3Lz3T2T 4T 3A /3Lo 3S3T 2A


明るい雰囲気があります。華というより親しみやすい雰囲気といったほうがいいのかも..最後にぴょんぴょんとびはねるところなど実にかわいいですが、演技そのものも、緊張せずに見られるというか、がんばれ、がんばれ、みたいなノリで見てしまえます。 ジャンプがきちんとまとめられて、表現をふくめやろうと思ったことはほぼできたのではないでしょうか。ちょっと空中でいがんでいるのがSP、FSともに見えるような気がするのですが、採点には関係ない模様。評点にしても、細かい点はこれからとはいえ、SP.とはまったくちがうクラシックをちゃんと表現するぞ、それぞれの季節を出すぞ、という意欲を感じられましたるのもいいのではないかと。4Sと4Tを練習中だそうです。回転はしていて、あとはおりるだけ、というのが去年の段階でのコメント。おそらく進歩しているはずですが、今回は4回転は回避してジャンプをまとめてきました。シーズン中に見ることができるようになるのか?が焦点の一つかもしれません。14歳。これからどう伸びていくか楽しみです。



2 Jaekeun LEE KOR 25 146.48 77.29 70.19 -1.00

 

 



3A3T 3A 3S 3Fe転 /3Lz2T 3Lz2A2A 3Lo

演技後、解説がいきなり「his skate is good"といったのには笑いましたが、全くその通りで3Fは跳んだ瞬間からこわかったとはいえ、あとはすべてきれいにこなしました。スピンも上手ですし、なによりすべりがなかなかです。リンクの広さを十分に活かしているかんじがします。昨シーズンJWC6位ですか。これからのジャンプの成長次第とはいえ、注意してみておきたい選手かもしれません。


3 Shunsuke NAKAMURA JPN 23 144.34 74.04 70.30 0

 

 




4Tot 3A43T 3Lz 3F!3T /3Lo 1A 3F1Eu3S

SPで一人大人っぽい演技でした。19歳と制限年齢いっぱいではあるのですけど、それにしても一人リンクにもたらす空気がちがいました。コンボミスがあってしずんでしまいましたが、印象には残った演技。ケイト・ウィーバー振り付けのSP、面白いできになってます。点数はあまりよくありませんけど、ぜひごらんください。今シーズン、注目すべき振付師じゃないかしら。

 

 



村元哉中ちゃん振り付けのFSでジャンプミスなしの演技がみたいな、と思っていました。4Tはオーバーターンしてしまいました。とはいえ、まあ、これなら、次回はなんとかなるに違いないと思えます。期待にこたえてね。その後、順調に決めていってなんだか安心していたら、1Aの抜け....3連もひやっとしましたが、最終的には無難だったかな。SPは新しいタイプのものなので、FSのほうがいまのところは安心してすべることができるなんてインタビューでいってましたが、方向性が明確にでており、これをみて、というのがはっきりしていました。

新しいもの好きの私はSPに注目してしまいますが、FSは(展開などに予想がいくせいか)安心してみることができます。この当たりはこのみでしょう。