結果ページ
演技動画
ペア
もうこれは、なんといってもりくりゅうです。たしかにミスはありました。サイドバイサイドの3連があわなかったところとか。あと、たしかリフト。点はひかれてないみたいですけど。プロトコルみると、3Sがたりてないし、BoDsが3でレベルをとりこぼしています。だけど全体的によかったですよね。まとまっていたし、今回はタイムバイオレーションもとられませんでした。そしてなんともいえないこの組らしい雰囲気。とにかく楽しみました。GPSで二連覇して、ファイナルにいくようなペアの選手が日本に登場しました。ファイナルも期待したいです。今回のミスはすべて伸びしろ、ということで。
あとよかったのが2位のエミリー・チャン/スペンサー・アキラ・ハウ。まだまとまりきってないところはありますが、みのがすとソン、という成美ちゃんの解説にしたがってみてよかった、というところです。おそらく近い将来、今のミスをすべて克服してでてくるのじゃないかと。
女子
これはもう倫果ちゃんがもちなおしてくれたことをよろこびたいです。前回ほどではなかったですが、SPにくらべればずっとおちついていました。3A、万全ではなかったですが、それでもとにかくとんできました。3Fの回転不足、最後のルッツの抜けがなければ...というのはあのよくなかったSPを考えればぜいたくというものでしょう。いや、表彰台にのっていればもしかしてファイナル決めていたのでは、なんて妄想がつきまといます（笑）まあ、ファイナルにいけないのであれば、その分、全日本に全力をそそいで、優勝をねらてほしいです。紀平ちゃんは3Aまでもどせないでしょうし、新葉ちゃんいないし、坂本さんは今回で大丈夫か、というかんじにみえますし、大きなチャンスじゃないでしょうか。
どうでもいいですが、テレビでは解説消してみたのは正解だったとweb版をみてつくづく思いました。音声えらべないでもれなく解説つきの音声になってます。で、冒頭の3Aの着氷みたら、GOEがよくて0、おそらくマイナスになるのはすぐに想像がつきます。テレビでみたあと、プロトコル見てやっぱり、と思いました。なのに、web版でみて、「いい角度」「回転もきれい」なんていわれたので、GOEプラスだったっけ？なんて混乱しました。演技みてコメントしてるのかしら。家で視聴者がよろこびそうなシナリオ書いて、それおぼえていってるの？なんて疑問を毎回抱いてしまう。そして、あとでプロトコル速報みていいわけがましいコメント...こんなのばかりどの試合も経験しているような。いいかげん、女子の解説をまともな人にかえてほしいです。
りをんちゃん、4T挑みましたが、練習で成功しているのかしら？ジャンプ全般のふみきりがよくないので、おそらく、まともなものはとべてないのじゃないかしら。滑りは良くなったと思うんです。だけどジャンプのふみきりはジュニアっぽいというか、あまりよくないようにみえました。体型変化に悩まされていないのかもしれませんが、あれだといずれまたジャンプに問題でてくるのじゃないのかなあ...
坂本さんは、SPがたまたま不調だったというより、これからどんどん跳べなくなってくるんじゃなかろうか、と思ってみました。浮かべてませんので。体のバランスが悪すぎるのじゃないかと。腰から下が妙に発達してますでしょ。体をうまくつかってジャンプしているわけじゃないのが、静止状態でもわかります。あれだけ筋肉つくと、重いんじゃないですかね。踊ることができる体ではありますまい。さらにはもともと筋力が特に強いとは思えないので、ジャンプの面でも不利になってくるのでは。一人異常に発達しているのは、きちんとした踏切ができないままにジャンプの鬼練習して、変に発達させてしまっているのでしょう。
昔、保健体育の先生と、えらくふくろはぎに筋肉がついている人の後について山道をのぼったことがあって、保健体育の先生から、「あの子バスケ部にちがいないよ、だってね....」と延々と望ましくない練習方法をしているにちがいないと類推できる理由をきかされたことがあります。坂本さんの脚みていると、その記憶がよみがえります。太ももと腰がせまってくるみたいにみえますもん。そしてうかびあがることがむずかしくなってる。SPにくらべると細かい動きがないので、まだ跳びやすく、前半はなんとかなった、というだけじゃないかな。
韓国女子はいまのところ、キムヨナ以外、悩ましい体型変化の時期をのりこえた選手っていませんよね。イェリム・キムはのりこえて、今後ずっとでてくるのか？なんて考えながらみてしまいました。フランス杯で2位、そして今回優勝なので、一見、苦戦の年月を超えて、安定してきているようにみえるのですが、演技内容がいまいちともなってないような気がします。要観察のままのように思え居ます。今、19歳です。うん、まだのりこえた、と確信できる年代でもないかもしれません。
アイスダンス
最後の2組しかまともにみてないので、これはまた、記事でかきます。いつになるかあやしいですけど....ミスはありましたけど、フルソレがよかったです。衣装が完全に表現と化していました。チョクベイがまだまとめきれてないかんじですし。あと、グリパー。ね、表彰台あがりましたでしょ？ここ、おそらくでてきますよ。
男子
予想通り、昌磨君の優勝となりました。草太君がFSでミスがでましたが、2位。ジュンファンがもりかえして表彰台にのりました。きりがないので表彰台にあがった3人だけ。また記事書きます。来週中にはなんとか。
昌磨君のすべり、なんとうかあまりに独特の感触があって、興味をもたずにはいられないのですが、正統とはほど遠いですよね？エッジは使ってるし、進みも悪くないのだけど、ワンフットといえるところが必要最小限でしょ？ほぼ脚があがっていない。だからこのすべりはほんとに9点台と評価すべきなのだろうか？という疑問がどこかにのこります。あいかわらず右手中心ですが、それでも左手は前よりもよく動いていて、ランビのところにいってよかったね、というところはたくさんあります。それでもやはり不思議世界をもっている人です。気になるのはISUは絶対に点をやるべき選手とみていて点をだしているのじゃないのか、という気がちらちらすること。ネイサンほどあからさまじゃないと思いたいけど、4Lo、4Fの点みてると似たようなものなのかしら。あれはサループですよね？ループの感触ないもの。なのになぜ4がいっぱい。4Fは許容しても4Loは許容できないってのは変かもしれないけど、Fって好きだと思ってみてことあまりないのに対して、シュッという感触があるときがついてみわけられるようになったLoは思い入れがあるのです。そう、自分の中ではシュッ（その後、パッという感触も人によってはある）、っていうのをかんじられないループはループじゃないんです。3Loまでならわりと多くの人がちゃんととんでるように思いますが、4Loになると満足させてくれたジャンプは羽生君のしかありません。あとの4Loは認定すべきじゃないだろう、とか、認定してもGOEはマイナスにすべきだ、と思ってしまう。そのうち、誰かまともなのをとぶと思いたいけど、極めて怪しい状況なのでは。
草太君。今年のプロ、FSも悪いプロじゃないと思うんですけど、SPのようにものにはしてません。ジャンプをきめなければという意識が強いせいか、ジャンプがあるところは手の表現がお留守になりがちです。少なくとも今日はそうでした。そして、ジャンプが終わってしまってからのほうが滑りもよかったです。表現も一気によくなりました。コレオ前は手がお留守になっている時間が圧倒的にながくて表現が十分ではないし、滑りも満足感が低め。だけど、コレオからは大好きです。いっぺんによくなってみえました。今後、ジャンプが安定して、前半の表現がどんどんよくなってくるのを期待したいです。SPは二年かけたせいか、美穂子先生がたっぷり指導したのか、なかなか説得力があるものになってます。昨日、思わず涙ぐんでしまいましたもん。FSもあうプロにみえるので、ぜひSPのレベルに育てていって下さい。
だけど今日の私のハイライトはジュンファンでした♪カナダのスケートが好きな人間にはあのすべり、たまりませんよ。さらには表現も面白い。男子のセカンドループをこんなにずっととぶなんて、カート以外だれかいたっけ、なんてのりでもみてるし。3Aの入りはいつもこわごわにみえるので、おーい、という反応してますが、文句はそれとジャンプが安定しないぐらいです。4S、3Lz3Loなんていいジャンプじゃないですか。かえすがえすもあのSPが悔やまれます。めずらしく昌磨君のPCSにぶつぶついっているのは、ジュンファンがいて、すべてにわたって、大きく点数差をつけて昌磨君が上に評価されているからかもしれません。個人的には逆の評価なのです。友野君のほうがCOとPRが高いというのも個人的には首をかしげるところはありますが、NHK杯だから、そうなんだろう、ですませられる範囲です。
